iMacを使った感想を書く。
入力機器が整って、本格的に使い始めたiMacの感想。本格的といっても、仕事に使っているわけではないのでそれなり。マイクロソフトオフィスのたぐいを使った方が比較対照にはよいかもしれないけれど。
やったことといえば、iTunesで音楽CDを読み込んだり、iPhotoでデジカメ画像を整理したり、それからDiMAGE Scan DuaL IIIでいくつかのネガフィルムを読み込んだり、といったところ。それから、Dreamweaver8でウエブページの作成。
先ず、繰り返しになるが、Intelが入っているマックだが、全くもってマックそのものだ。クラシック環境とロゼッタに依る互換性の問題はあるにせよ、それ以外の部分で違和感を感じることは無いと思う。Windowsをインストールできるマックに不信感を抱いている方がもしいるとしたら、心配はいらないと申し上げておく。むしろ、安っぽいキーボードや、かなり慣れの必要なMighty Mouseの方がよほど問題あり。
パソコンが速いかどうか、ということを判断するには基準が必要だ。私の場合、その基準とはSonnet CrescendoZIF 1GHzを入れたPowerMacG4/400、あるいは4年間使っているPowerBookG4 667/DVIである。この二つの基準を比較すると、PowerBookの方がいくらか速いという印象である。ZIFカードの入ったPowerMacG4の方は、あまり複雑な作業をさせたくない。バックアップなど、負担の大きなことはやらせられない。PowerBookは最近の基準からすると十分とは言えないCPU能力だが、実用上は十分な速さで、あまり不満は感じていない。
iMacはかなり速い。CDのエンコードも速いので、手持ちのThe Rolling StonesとPrinceとEric Claptonをほとんど全部、iTunesに読み込んだ。今まで、どうしてもやる気にならなかったのは、時間がかかりそうで、なおかつバックグラウンドでやれる雰囲気でなかったから。 CDを読み込みながら、Canonのスキャナでジャケットを読み込んでもCD読み込み速度にほとんど影響しない。
一方、心配していたミノルタのフィルムスキャナ(DiMAGE Scan DuaL III)だけれど、ロゼッタで作動する。特に問題は無いように思う。ただし、読み込みの速度はさほど速くなっていない。変わらないという印象である。アクティビティモニタをみても、CPUにほとんど負担がかかっていないようだ。
アクティビティモニタを見て気がつくのは、いつもメモリを目一杯使っていることだ。私は1GBにメモリを増設し、将来の増設を見込んでスロットを一つ空けている。1GHzのメモリでは全く十分でないようだ。PowerBookの方は、同じOSに1GBのメモリでほとんど不足を感じていない。Intel版のOSXの方がかなり多くメモリを消費するように思う。
動作音は大変静かだ。内部にファンを備えて発熱に対処しているらしいが、ファンが回っているのに気付いていない。
デザインでは二つ指摘しておく。モニタの下、グレーアップルのある部分はデザイン上無駄なスペースだ。結果的に液晶画面が一段上にある。一昔前、デスクトップパソコンの上にモニタを置くような位置関係にあたる。モニタの位置が上にありすぎて、見づらい。何となく頼りなげな足(スタンド)を心配していたが、こちらの方は見かけよりずっと安定感がある。ただし、電源ケーブルが簡単に抜けることに用心したほうが良い。デスク上で本体の位置を動かそうとして、二度ケーブルが根元から抜けてしまった。当然パソコンも止まる。
アップル製キーボードがよろしくないことはすでに述べた。リモコン付きFrontRowはなかなか面白い。良くできている。
おそらく、BootCampの絡みだと思うが、IntelCPUのマックにファームウエアのアップデートが出ている。
何のためにやるのわからない。やった場合のメリット、やらなかった場合のデメリットも不明。どうしてもやれとも書いていない。しかし、アップデートの対象機種であることは明白だし、とにかくやった。
やろうとして、使っているFirefox(1.5.0.2)でファイルのダウンロードがうまくいかないことに気付いた。本来はdmgのはずのダウンロードしたファイルはエクセルのアイコンと拡張子exeが付く。原因不明で、結局Safariを使ってデータをダウンロード。後は書いてある通りに実行した。
アップデートを始めるとプログレスバーが現れる。およそ2分ほど待たされた気がする。どうやらファームウエアは無事にバージョンが上がったらしい。起動するたびに、「ファームウエアは最新です」とアラートが出るようになった。このようなアラートは一度出れば十分であるが、起動の度ごとに毎回出る。引っ込ませる方法が分からない。
6台目のKensington製トラックボール、ExpertMouse USB/PS2をまぁまぁ快適に使っている。職場で数年前まで使っていたTurboMouseを自宅に持ち帰り、比較してみたら外回りのサイズが全く同じである。厚みもほぼ一緒、操作面の勾配も同じ。TurboMouseユーザーを強く意識してつくったのだろうと思う。唯一、ローラの配置が上下逆さまになっているが、ボールのサイズも全く同じで互換性がある。このサイズと形に、相当なこだわりがあるのだろう。私もこのサイズはちょうどよいと感じる。
ちなみに、ExpertMouse Proはダイレクトラウンチボタンの分、外寸は二回りほど大きいが、ローラーなど機械部分は共通で、ボールのサイズも同じである。最新のExpertMouse Opticalは本体サイズが一回り大きい。ボールは若干サイズダウンしており互換性はない。
最新のExpertMouseOpticalに比べると、埃に対する弱さを感じる。ステンレスローラーはほんのわずかな障害物でも引っ掛かりとして違和感のもとになる。とくに、息子の手の汚れはステンレスローラーの大敵である。息子が使った後、トラックボールの動きがぎこちなくなる。
何か縁があって目に入り、気になったからアンテナに捕捉する。作者にはちょっと自分と似たところがあったり。しかし、時として見ているうちに、その人の(サイトではなく、作者の)浅はかさを感ずることがある。
「それは違うのではないか」と、アドバイスしたくなる。しかし、それはおせっかいと言うものだ。
この頃はそのようなお節介を焼くことはない。
ひとたび、アンテナに捕捉した以上、アンテナ管理人には責任がある。しばらく我慢する。気に入らないからと云って、片っ端から削除していたら、自分の周りは自分の都合のよいものばかりで埋め尽くされうだろう。私はアンテナ管理で忍耐を学ぶ。
意見の合わない人の意見を読んで、悶々とさせられる。
腹立たしくおもう。
何度目かの腹立たしさを味わって、自分は十分に忍耐を重ねたと思ったら、削除。
助言が通用しそうな人なら助言。助言に二度目はない。二度目からは忍耐。
回りくどい私。
iMacを購入しておよそ一月過ぎたが、息子が最も長い時間使っているように思う。彼にとっての「キラーアプリケーション」はiPhotoだ。
彼はツバメの巣に興味を持っている。冬の間、空っぽだったツバメの巣につがいが戻ってきて抱卵を始めており、彼は日中ツバメの巣巡りを楽しみにしているのだ。場合によっては、カアサンがデジカメを持参して、巣や親鳥を撮影してくれる。去年までに撮り貯めたツバメの画像もいくらかある。それらのツバメ画像がiPhotoのアルバム「ツバメ」に収められている。フォルダ「生き物」>フォルダ「鳥」>アルバム「ツバメ」となっている。彼はiPhotoの操作方法はおおむね心得ているが、漢字を読むことが出来ないから、フォルダを開いてアルバムを見つけることが出来ない。フォルダやアルバムの名前を「かな書き」に直しておいた。一応、「シャシンみてもてもいい?」と、お伺いを立ててからいじり始める。
幼稚園児は宿題もないし、読書も必要がない(というか、まだ字が読めない)、ちょっとはお手伝いのデューティはあるのだが、暇である。申し出を断る理由は何もない。手を洗ってから使いなさい、ということで、食事時になるまで彼はツバメの画像をスライドショウで満喫する。BGMの設定法も知っている。
長女がiPod nanoを手に入れ、まぁあんまり英語は聴いていないようだが、音楽はいろいろ聴いている。iPodを手に入れることが出来なかった次女にもiTunesのプレイリストを作って、お気に入りの曲を入れてあげると、ほかの子たちもプレイリストが欲しいと言う。
結局、iTunesのパネルに子供たち全員のプレイリストが並んでいる。内容はほとんど同じである。私のライブラリには10年以上前に手に入れた古い曲が多い、というか、最近の曲はほとんどないので、結果的に子供たちのプレイリストにも古い曲が並ぶ。子供たちの一番のお気に入りは、HISだ。忌野清志郎と細野晴臣、そして坂本冬美のユニット。私もHISの「日本の人」は名盤だと思う。
いろいろと出ています。私に関係のあるものだけ。
- Keynote 3.0.1 v.2
- Keynote 3.0 に対するこのアップデートでは 3D グラフとテクスチャの問題が改善されています。また、その他の小さな問題にも対処しています。テクスチャを適切に表示するため、Keynote 3.0 のファイルを共有するすべてのコンピュータにこのアップデートをインストールする必要があります。
- Pages2.0.1 v.2
- Pages 2.0.1 では、グラフとイメージ調整の問題が改善されています。また、その他の小さな問題にも対処しています。
Mozilla 1.7.13が最終バージョン。以降一切のアップデートは行われない。
セキュリティフィックス。前バージョンからユニバーサルバイナリとなっている。
時間ばかりかかる。