このページのもくじ

  1. パワーブックのバッテリを入手
  2. ACARD AEC-6280MとOSの互換性について(まとめ)
  3. Mac miniとか
  4. いくつかの不都合とアッップデータ
  5. リテラシー(literacy)

パワーブックのバッテリが10分ほどで放電という危機的状況に。

パワーブックのバッテリを入手

バッテリを使えないパワーブックほど情けないものはない。危機的状況に陥り、慌てて探し出したのだが、通販サイトなどはほとんど入荷待ちの状況。少々慌てた。ヨドバシで案内をしていた黒服のアップルお兄さんが云うには、もう純正品は手に入らないとのこと。新年会で梅田に出たついでに、寄ったソフマップでチタニウムPwerBookG4用のバッテリを見かけ、購入を即決した。Century製、

型番
CBTG4-Ti
タイプ
リチウムイオンバッテリー
電圧
14.8V
容量
4,400mAh
値段
\18,690

とりあえず、スリープに入るまで放電し、充電し直した。しかし、実は、アップルストアを見てみると、あるではないか。しかも、即日出荷となっている。アクセサリ>その他のアクセサリ>ポータブル関連>と開いていくと、
PowerBook リチウムイオンバッテリー(15インチ チタニウムモデル)¥15,540とのこと。やれやれ。

ついでに、ATA用フラットケーブルを購入した。私は規格や互換性について、理解していなかった。今まで使っていたケーブルの一方は短すぎ、他方は長すぎたので、丁度良いものを手に入れた。売り場で見ると、IDE用、ATA100用、ATA133用と三種類、それからフラットケーブルとラウンドケーブルがあった。ラウンドケーブルは、一昔前のSCSIケーブル並みの太さがあり、取り回しはフラットケーブルの方がよさそう。フラットケーブルは、隙間を通すには良さそうだが、冷却ファンなどとの干渉が心配である。

ケーブルの互換性について、

に、わかりやすくまとまっている。IDEケーブルは40芯と80芯の二種類。ATA133は80芯を選ぶべき。40芯ケーブルを使うと、インターフェイスが上位であっても動作モードはATA33規格となる。ATA33規格の場合は、40芯ケーブルで十分と、理解した。

ATA133カードに接続するために、45センチ二台用を一本、ATA33接続のため、一台用30センチを一本。こちらは、10GBのHDD用である。

ACARD AEC-6280MとOSの互換性について(まとめ)

2005-12-14追記。2005-10-03付けでOSX10.2-10.4対応のドライバ(ver1.5.6)がリリースされています。道具としてのパソコン2005-12-12yosemiteマザーボードのPowerMacG4にOSX10.4をインストールするを参照してください。

互換性が私の環境に依存する可能性は大いにあると思う。また、セットアップや使い方に問題があるのかも知れない。以下のまとめは、あくまで、私のパソコンで実際に起こっていることである。他の環境やセットアップで再現するかどうかは不明。まず、私の環境についておさらい。

以下、私の環境での互換性のまとめ。

OSX10.3インストールCDに対する問題
OSX10.3インストールCDロムに複数バージョンがあるかどうか、分からないが、私の使っているインストールCDはもっとも初期にリリースされたものである。
インストールCDで起動した場合、高い頻度でAEC-6280Mに接続したHDDを認識しない。再起動を繰り返すと認識されることがあるが、予想がつかない。認識されない場合、AEC-6280Mに接続したドライブに生ずる問題は以下の通り
  • OSXのインストールが出来ない。
  • ディスクユーティリティによる検証、修復が出来ない。
  • ディスクユーティリティの「復元」によるディスクイメージ作製、バックアップディスクの作製が出来ない。
既にインストール済みのOSX10.3に関する問題
インストール済みのHDDから問題なく起動可能。
AEC-6280M用OSX10.2.x用ドライバをインストールすること。それによって以下の問題点が解消する
  • ディープスリープから復帰したときに、書き込み不可となる。
  • その場合、様々なソフトウエアの動作に問題が生ずるほか、システムの正常終了が出来なくなる
  • システム終了時に青画面となり、風車が回った状態が延々と続く
  • 解決するには、リセットする以外に方法がない。
  • この問題は、OSX10.2.x用ドライバをインストールすることで解消する
OS9.2対応について
OS 9.2.1のCDROMのシステムで起動した場合、認識可能である。
AEC-6280Mに接続したHDDのOS9.2から起動不可
OSXのクラシック環境として、AEC6280Mに接続したHDD上のシステムフォルダを指定すると、クラシック環境が立ち上がるが、正常に動作しない
対処法は、起動可能なOSを含むHDDをオンボードIDEに接続しておくこと。

OSX10.3の登場から随分と時間が経つことを考えると、ACARDから問題を解決するアップデータが登場するとは思いにくい。USB2.0の様に、OS側のサポートで互換性が改善する可能性はあるだろう。何にせよ、互換性を確保するために、オンボードIDEバスにクラシックがインストールされたHDDを残すべきである。

Mac miniとか

アップルがいくつかの新製品を発表した。今回のは、何れも私と関係がありそうな物ばかり。中でも気になるのはMac miniである。値段、サイズなど、かなり魅力的。キーボード、マウス、モニタが別というのは、私にとってむしろ好都合である。積み重ねてデュアルCPUマシンに進化するとか、そういうことはないのか?小さい上に、モニタを自由に選べると云うことで、大学など、教育機関で導入するのにちょうど良いのではないか。私の方は、こういう状況であるが、あと1ヶ月早く登場していたら、十分に考慮に値しただろう。ただし、CPUが非力であることと、アップグレードを考えにくい構造から、2-3年を目安とした使い捨てパソコンとなる可能性が高い。三倍くらいのサイズで、G5プロセッサを搭載してもう少し拡張性があれば、私は地団駄を踏んだことだろう。

新しく登場したソフトウエアの中で、注目はKeynote2である。iWorkに含まれるとのこと。しかも、値下げである。Keynoteのアカデミック版は、旧価格のままでアップルストアで手に入れることが出来るみたいだ。Keynote2はいくらかましなソフトになったのだろうか?アップルのウエブページを見るが、新バージョンの説明は何もない。余り力が入っていないに違いない。iWorkのおまけに成り下がったと云う印象を受ける。OSX10.4のおまけに付けるというわけにはいかないのだろうか。

いくつかの不都合とアッップデータ

いぜんとして、ATOKの不安定さに悩まされている。Dreamweaverとの相性が最悪である。いずれもマックバージョンの話。この二つの組み合わせが非常に気まずい。ATOKの最新バージョン、17を使うと、 DreamweaverMX2004のファイル保存後にDWが強制終了する可能性がかなり高い。一時間作業している間に、一度くらい。恐ろしくて、使えない。

一方、ATOK16では、いくらか強制終了の頻度は減るが、保存前に落ちる可能性がある。また、ひらかな入力と半角入力の切り替えが、不規則で、予想しがたい。どちらかに問題があると思う。

iTunesのアップデータ(4.7.1)が出たのは、iPod shuffleへの対応、と言うだけではなく、buffer overflowのバグフィックスというセキュリティ上の問題を解決するためらしい。

1月11日付け。buffer overflowの脆弱性を修正とのことなので、必須である。どさくさに紛れてバグフィックスと言った趣。

リテラシー(literacy)

辞書を引くと、読み書きの能力、とある。二つの記事を興味深く読んだ。

http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20050111.html

高木氏が、素人向けに、ネット上のセキュリティについて、わかりやすく実例を挙げて紹介している。ある目的を達成するために、いくつかのデータのやりとりがあり、その安全性を保証するために、OSやブラウザソフトには、セキュリティ上の仕組みがある。初期設定で、セキュリティの程度を設定できる。色々と便利に使うために、仕組みを理解しておくことは必須である。(これは、ユーザーのみならず、情報提供者の知識レベルも求められる)

画像が一個×マークだったり、レイアウトが一行ずれていたり、そういうことなら早々に対応するのだろう。仕組みを理解せず、とりあえず、この薬は良く効くから飲みなさい、と、勧めるインチキ医者のようなものである。

もう一つ、HTMLメールを止めさせる妙案を切望する(適宜覚書2005年1月14日)

HTMLメールは、大変迷惑な代物である。多くの人は意識せずに使っている。多くのメールソフトはデフォルトで使うようになっているのではないだろうか。私は、画像を読み込まない設定で、メールソフトを使っている。そうすると、アップルから来るお知らせの類は、まるで読めない。いや、読めるかもしれないが読む気が失せる。書式を設定して送ってくるメールは大抵フォントが小さい。読みにくい。多くの人はそのようなものがこの世にあることさえ意識せずに使っている。もっとも簡単な方法は、マイクロソフトがデフォルトで使わないように設定することだ。知らないことが問題なのだ。それは、上記高木氏の記事に出てくる、自治体の責任者達と同じである。HTMLメールはヤバイ、と広めることが、唯一の方法と思う。多くの初心者は、セキュリティという言葉に敏感である。

高木氏の記事の中で、ネットスケープには対応していないと、平気で言い放つ高知県のお役人。個人の趣味でやっているページならまだしも、公共サービスがそういうことを云うのは拙いんじゃないのか。当然マックにも対応していないのだろう。対応していないって、何のことか。対応していないとどういう問題があるのか。ただ、「対応していない」では、ただの言い逃れではないか。