このページのもくじ

  1. 大判プリンタの罠
  2. プレゼンテーションとしてのポスター
  3. アンテナの罠

毎年、この時期になると恒例のポスター作りです。

大判プリンタの罠

仕事で、プレゼンテーション用のポスターを作っています。幅150、高さ180センチ。会議でボードに貼り付け、参加者に見てもらうための物です。以前はA4サイズで作って、画鋲でボードに並べて貼り付けていましたが、職場に大判プリンタ(Fujifilm Kaleida G44)が入っていますので、利用させてもらいます。職場のパソコン室に設置されているのです。

職場のパソコン室の管理人について、以前にもちらりと触れたことがありますが、なかなか手強い人です。彼が云うには、カレイダを使うにはアップルワークスのファイルにしてください、とのこと。プリンタドライバはお貸しできませんとか何とか。要するに、パソコン室のパソコンですべての作業をする、というのが、デフォルトな訳です。Kaleidaに繋がっているのはマックのみ、という訳で、ウインドウズユーザーもマックを使わなくてはなりません。富士フィルムのサイトに行きますが、カレイダGシリーズはfile not foundです。富士フイルムのサイト、ちゃらちゃらと動くばかりで、何がなにやら分かりません。お急ぎの方は(HTML版)というリンクがあるのですが、かなり気合いを入れてクリックしないと、あっという間にどこかへ動いていってしまいます。なんか、動きまくりのサイトです。

パソコン室の資料によると、ドライバはエプソンのPM9000Cが使えるようなので、エプソンサイトへアイラブエプソンを見ますと、PM9000CドライバはOSXに未対応とのこと。うーむ。

アップルワークスを何故か持っています。つまり、残念ながら正規ユーザーではないということなのです。アップルサイトで、アップデータを見つけたので、ダウンロードしました。ごめんなさい、図々しくて申し訳ないです。アップデータを適用するとバージョンは(6.2.7:OSXバージョンの場合)になります。今度買って正規ユーザーになります。誰がくれたかとか、つっこまないでください。

こういった場合、フォントに気を付ける必要があります。ポスター作成は、アップルワークスのドローを使います。使っているフォントがプリンタに繋がっているマックにインストールされている保証はないわけで、気を付けなくてはなりません。私はOSXで作っていますが、ヒラギノなどは多分ダメでしょう。パソコン室管理人がマイクロソフト嫌いということで、MSナンタラとか、Arial、TimesRomanとか、入っていない可能性大です。

プレゼンテーションとしてのポスター

エプソンは大手。プリンタシェアも立派ですが、なんだかマックへの対応はいい加減な気がする。あと、こういったポスター作りはプリントアウトを前提にした資料作成で、要するに、どのように見えるかが重要なのです。HTMLに少し慣れてくると、こういう物を作るのが下手になります。説明文を枠で囲んで、背景を淡いグレーにする、というようなことをやるときに、矩形ツールでグレーの長方形を作り、テキストを貼り付けてグルーピング、というようなことをして、ついで、こうして作ったブロックをきれいに並べてゆくという作業が必要です。

私のデザインセンスはマァマァですし、スタイルシートを使えばもっと楽にできそうなんですけれど。

アンテナの罠

アンテナについては、もう説明はしません。自分では持っていません。他の人が作ったアンテナを勝手に使わせてもらっています。要するに、自動更新チェック機能付きリンク集というわけです。並び順が重要です。上に並んでいる方が何となくすごい様な気がします。しかし、これは単に更新が新しい順に並んでいるだけで、内容の立派さとは関係ないのです。

アンテナ作成者が内容を保証してくれるリンク集なので、気に入ったアンテナを見つけると、いくつもの興味深い、新しいサイトを見つけることができます。これは大変なメリット。ただし、アンテナ作成者の本当の意図は分かりません。

当然のことですが、日記系の記事は、割と頻繁に更新がありますので、アンテナの上の方に並びます。しかし、資料系のページは、いったん作ってしまえばそうそう変わる物ではありませんから、下の方に溜まってゆきます。そう頻繁に更新されるわけではないが、更新されたときにできるだけ早く情報を手に入れたい、たとえば、アップデータの情報などは、アンテナを使う価値は十分にあります。ところが、そういった、本来アンテナが有効に機能するサイトは、日記系サイトに埋もれ、アンテナの表示順としてはどんどん下の方に下がってしまいます。アンテナは便利なので、ひとたび慣れてしまうと、何となく頼ってしまいます。何か気になることがあって、頻繁にアンテナを訪問するような使い方は、おそらくアンテナ本来の目的にそぐわないのです。アンテナには、それを作った人の意図があります。使わせてもらいながら、何か間違った使い方をしていると感じることがあります。興味のおもむく方向に、アンテナは作り直してこそ意味がある。他人の作ったアンテナに依存してしまうのは宜しくないと感じるわけです。

結構忙しい日々が続きます。