このページのもくじ

  1. システム再インストール
  2. 問題点
  3. システムバックアップ
  4. HDのアップグレード
  5. ノートン先生は無責任

もうやっている方も嫌になるし、読む方も詰まらないと思うので、簡単に済ませたいと思います。あくまで自分のための記録、あるいは同じことで悩むであろう、気の毒な方へのアドバイスとして。

システム再インストール

私のやり方が拙いのか、Tri-BACKUP3のマニュアルに誤記載があるのか、はたまた、OSXの仕様が変わったのか、とにかく、ターミナルからルートでTri-BACKUPを立ち上げてコピーするという、マニュアル記載の方法に従ったものの、結局、完全なコピーを作ることは出来なかったらしく、Tri-BACKUPのエラーログにも、いくつもコピーできなかったファイルのリストが並ぶし、現に起動は出来ませんでした。

やむを得ず、これらのコピーをBackupというフォルダに移して、新規インストール。私の持っているOSはOSX10.2ですが、CD-ROMから新規インストールし、ソフトウエアアップデートMac OS X 統合アップデート”(10.2.6)をインストール。それから、パワーブックのシステムディスクから英語版のOS9.2をインストール。

アプリケーション、データ関係のフォルダを、外付けとなった旧HDからコピー。設定関係もライブラリフォルダを適当にコピー。これがいけなかったのかも。

ナントカ、立ち上がり、ディスクトップの環境なども、取りあえず以前の通りに復旧したような感じです。

問題点

大きな問題点がいくつか判明。プリンタドライバーをインストールできません。okiのページプリンタがプリントセンターソフトウエアで認識されません。ノートンディスクドクターがうまく動きません。

他にもいろいろ動かない物がありそう。ライブラリとか、いろいろ適当にコピーしたせいだと思います。結局いろいろ再インストールすることになります。やれやれ。それにしても、OKIプリンターが動かないのは辛いな。

システムバックアップ

以上、いろいろやって、これほどうまく行かないと分かっていたら、あえてやる必要はなかったと思うほど。

今までOSXを使っていて、ほとんどトラブルはなかったけれども、システムがトラブって、立ち上がらなくなったりしたら、どうしたらいいのだろうと、漠然と思っていた。OS9迄は、ある程度分かっていた。初期設定、機能拡張など、入れたり出したりコピーしたり、簡単だった。

システムバックアップの必要性について、アップルがどのように考えているのか興味がある。私は、パソコンを使う以上、常にバックアップには気を配るべきだと思う。当然出来てしかるべきだと思う。私は、ハードディスクは消耗品で、必要に応じて取り替えるものと思っている。少なくとも、OSXでマッキントッシュを使っている私は、デフォルトの状態からいろいろと情報を集め、必要なアップデータを入れ、ソフトをインストールし、そのたびごとにパスワードを入力した。何かのトラブルで立ち上がらなくなった時、いちからやり直して現状を復旧するのは大変な手間。そのために私は投資してバックアップ用の外部記憶装置を用意しておくことが有効な方法だと云うことを知っている。しかし、アップルはOSXに関して、そういったパソコンを使う上で常識とも云える方法を認めていない様に思える。これはOSXの大きなマイナス点と思う。最新のウインドウズではどうなっているかは知らないが。

HDのアップグレード

10数年前、私が初めて手に入れたハードディスクの容量は40MBで、価格は15万円くらいだった。それでも、当時は十分な容量だったし、その早さには驚いたのだ。技術が進み、時代は変わる。ハードディスクの容量は二年ごとに倍になり、価格は3割ずつ下がってゆく。デジカメの画素数や、ブロードバンドの普及、システムやソフトの大容量化に伴い、ディスクの大容量化は不可欠になってゆくだろう。3年以上ハードを使い続けるつもりで居るなら、この状況に対応するには、三年後を見越して、相応のコストと引き替えに贅沢すぎるほどの大容量HDを予め選ぶか、二年後にハードディスクのアップグレードを検討するか、どちらかである。

ディスクトップタイプなら、内部、あるいは外部に増設という手段が選べるが、パワーブックの場合、内部増設は不可能だし、外付けで追加することも、非現実的である。パワーブックのマニュアルには内蔵HDの交換法が図入りで紹介されている。しかしながら、ハードを増設することに比べ、ソフトの完全なリストアはほとんど不可能というのは、どうしたことか。

そもそも私が勉強不足だったことは否めない。やればなんとかなる。なんとかなるようにパソコンは作られている、と、高をくくったのがそもそも問題あったと思う。もう少し勉強して、良い方法が見つかったらまた報告するつもり。

ノートン先生は無責任

何となく、以前から信用はおけないと思っていた。いつまでたっても、OSXにまともに対応できないノートン先生こと、Norton Utilityである。この有名なソフトを、信用できないといいながらも手に入れたのは、トラブル発生時の対処法のひとつと思っていたからである。購入した翌日に新バージョン発表とか、運が悪いで済まされてはかなわんなぁ。

外付けとなったドライブが、マウントされたりされなかったり。なんだか調子悪いので、ノートン先生に診察をお願いすると、あれやこれやと治療が必要と言いだし、取りあえずお任せします、とやってもらったら、途中で「予期しないナンタラ」で放り出されてしまった。挙げ句にノートン先生自身が卒倒し、「他のソフトは大丈夫ダヨ」、とかなんとか。

時を同じく、シマンテックストアから、アップグレードのご案内。大変お得なアップグレードを用意しました、と来た。今回のトラブルも新バージョンならなんとかなるのかねぇ、、、斯くのごとく理不尽なアップグレードにホイホイと金を払っているから、いつまでたってもユーザー環境は改善されないのだ、と吠えたところで、トラブルは解決しない。とはいえ、数ヶ月前に払ったお金では、トラブルは解決していないのだった。システムのバックアップが作れるようになりましたとでも書いてあれば、考えるんだけれど。何ともはや。

他にも何かあったような気がするけれども、、、