このページのもくじ

  1. 評価されること
  2. アクセス解析
  3. 解析のログから分かること
  4. 掲示板には二種類ある
  5. 交流の目的
  6. フィードバック

いろいろと、手を出して、それはそれでなかなか良い経験ですが。

評価されること

ウエブサイトを作り始めて、そろそろ3年になろうとしています。

好きでやっている、ということ以上に、自分の意見をネットで公開する、というとても特殊なことに取り組んでいるわけです。

誰かがみてくれているのだろう、と思うのだけれど、本当の所はどうなのだろう?出来るだけ、自分の考えに忠実に、感じたことを遠慮無く書くように心がけようとしていますが、私には自分の考え方が一般に通用するものかどうか自信がありません。友人などと話していて、自分の考え方が他の人といくらか違うことに気が付くことがあります。私が良いと思うことを良いと思わない人が数多くいるということです。

誰も見ていないのであれば、私が何を書いても、その影響力はゼロです。私や、私の書いたことを評価してくれる人もが居ないのであれば、書いて公開することは、私にとっても大変価値の低いものになります。少なくとも、ネット上で公開する必要はありません。逆に、誰かが見ているからといって、書く内容が変わるようでは、インチキ臭い。少なくとも、他の人とはちょっと違うはずの自分の意見を公開することに意義があると考えている。しかしながら、今書いていることも、ひとりごとではなく、誰かに語りかける体裁ですから、やはり読者がいるということを前提としているのです。これは極めて微妙なバランスです。

アクセス解析

おやこニュースは今までトップページとゴタク掲示板など、ごく限られたページのアクセス解析をしていました。ホーム(http://www1.linkclub.or.jp/ ̄naminchi/index.html)にはアクセスカウンタも、あるにはあります。しかしながら、閲覧者の多くは検索ページからジャンプしてくる人たちで、それらの人たちはトップページを通らずに来ます。実際のアクセスがどれくらいあるのか、そして、どのようなルートでアクセスしてきたのか、を知るために、ほとんどのページにアクセス解析を設置しました。KENT Webという有名なサイトから、「Access Report」というフリーソフトを貸してもらったのです。

アクセスを調べたいページのbody部分に、

<SCRIPT Language="JavaScript">
< !--
document.write("<img src='http://〜〜/report/report.cgi?");
document.write(document.referrer+"' width=1 height=1>");
// -->
< /SCRIPT>

と、記載する。

と、、と書いてありますが、この記載法は余り宜しくないので、少々修正が必要です。

<script type="text/javascript">
<!--
document.write("<img src='Access Reportのフルバス/report.cgi?");
document.write(document.referrer+"' width=1 height=1 />");
// -->
</script>

Access Reportのログには、

  1. 閲覧者のOS
  2. ブラウザ
  3. ホスト(プロバイダ)名
  4. リンク元のページアドレス
  5. アクセス時間帯

が、記録として残ります。例えば私がおやこニュースホームのリンクから何処かのページにアクセスすると、、、

Opera<>Mac<>*.xxxx.ne.jp<>http://www1.linkclub.or.jp/ ̄naminchi/index.html<>17<>

ログにこのような1行が残る訳です。この意味は、、、>オペラを使って<>マッキントッシュコンピュータから<>xxxxプロバイダのサーバーから<>おやこニュースのホームのリンクを辿ってアクセスがあり、<>それは夕方の5時から6時の間だった<>

解析のログから分かること

今回、ほとんどのページにアクセス解析を設置しましたので、ログに残ったアクセスが、どのページに対するものかははっきりとは分かりません。しかし、例えば、多くの検索ページからのアクセスで、ログの記録は大いに参考になります。

MSIE 6<>WinXP<>*.xxx.ne.jp<>http://websearch.yahoo.co.jp/bin/query?p=後藤久美子 ジャンアレジ コマーシャル&amp;hc=0&amp;hs=0<>17<>

「後藤久美子」、「ジャンアレジ」、「コマーシャル」、という三つの言葉をキーワードにしてヤフーで検索を掛けると、出てくるのはゴタクログの750-700ですので、この場合は一目瞭然です。

リンク元のページのことをリファラーといいますが、アクセスしてくれた閲覧者がどのようにしてページを知ったのかという、私にとって一番重要な情報です。

今回アクセス解析を設置したのは、ハムスタしんぶんを除くほとんど全てのおやこニュースのページ、ゴタク、掲示板の過去ログ、ダイアリの全て、道具としてのパソコン全て、です。

解析のログから、おやこニュースには概ね、一日200程度のアクセスがあり、そのほとんどは検索ページから。逆に、検索ページからアクセスしてくれる人のほとんどは、ゆきずりで、トップページに寄ったり、その他のページを見ようとしたりしない。ということが分かりました。

多くの検索は複数の検索語を使っています。すると、こちらが全く予期していないような検索語でおやこニュースがリストアップされる例が結構あること。例えば、「安いRCヘリコプター 作り方」という検索結果でゴタクの過去ログが出る。検索を掛けた意図が明らかなだけに、ちょっと拙いのではないかと思う。逆に、どういう意図で、そういう検索語を使うのか、まるで見当が付かないような検索も数多く。「モンスター 出産 強姦」「奥さま++シャブ」などなど、これで、どうしてゴタク過去ログが出るのか、管理人としてはよく考えねばならないだろう。つまり、検索エンジンが有効に機能していない例ということなのだ。ゴタク過去ログでは50投稿をひとつのファイルにまとめているわけだけれども、まるで関係ない50種類の話題がひとつのファイルに入っているわけで、そのような場合、複数の検索語による検索は、全く効果がないわけ。検索エンジンをより有効なものにするために、管理人は過去ログの扱いをもう少し慎重にするべきだと思う。

話しは変わり、掲示板です。

掲示板には二種類ある

管理人は大抵の場合、閲覧者からのフィードバックを求めています。様々な感想や、表示がおかしいとか、リンクが切れているとか、検証に手を貸して頂けると嬉しい。そういったフィードバックを得るための手段として、メールアドレスを明記し、そして掲示板を設置しているのです。面白かったとか、為になったとか、詰まらなかったとか、そういう感想は余り頂いたことがないのです。知り合いの方が掲示板に書いてくれることがたまにありますが、本当の友人であったり、ネット上のバーチャルな友人であったり。

掲示板には二つの機能があると思う。ひとつは、おやこニュースがそうなのですが、管理人から閲覧者、あるいはその逆に閲覧者から管理人への情報伝達の手段として、もう一つが、サイト訪問者の交流の手段です。

交流の目的

交流の手段として掲示板を用いる場合、うまく運営できると、毎日相当数のアクセスが期待できるでしょう。また、掲示板の場合、取りあえず参加者がログを増やしてくれます。しsかし、これにはかなりの覚悟が必要です。お客さんに堂々と意見を述べる自信がありますか?

例えば、「ねぇ、聞いて。頭に来ちゃった、・・・・本当にムカツクの。」と、書かれたときに、それはあんたがちょっと運が悪いだけ。誰にでもそういうことはあるんだから、しょうがないじゃない。それに、子供じゃあるまいし、ムカツクとかいうのはみっともないから止めなさい、とか、掲示板に女房や亭主の悪口を書かれたときに、人生相談につきあう自信はありますか?そんなことを書かれたら、他の閲覧者は引くに決まっています。そのようなことをもう書かないで下さい、と、忠告することが出来るでしょうか?私そんな度胸はありませんので、おやこニュースの掲示板は交流目的無し。あくまで、情報の受け渡しが目的です。

アクセス解析は、受動的な情報伝達のひとつの手段であると思っています。上手に設置すれば、様々なフィードバックが得られます。ログから、どこから来たか、どのような検索を辿って来たかが分かります。その後、興味をもって他のページも見たかどうか、も想像がつきます。私にとって、アクセスログから得られる閲覧者の情報はかなり重要なもので、掲示板ではなかなか得られないものなのです。

フィードバック

掲示板にせよ、アクセス解析にせよ、フィードバックという言葉通り、作成者はこれらの情報から影響を受けるわけです。面白いとか、素晴らしいとかいわれることもあるでしょう。検索で来た多くの閲覧者が、何処にも寄り道せず、ゆきずりで去ってゆく事実をどう捉えるべきでしょう。

こういったフィードバックの結果、自分の心のかなに、いくらかの葛藤が生ずることも事実です。褒められることの快感は、私の行動を惑わせるでしょう。インターネットの性格上、つまり、全てが無償の情報提供であるということから、閲覧者と作成者の関係は、常に作成者が上位と私は思います。読者合ってのウエブサイトではない。逆なのです。ウエブサイトあっての読者。サイト作成者は、閲覧者に媚びる必要は何一つ無いはずです。そのような強い意志がかいま見られるサイトが魅力的なのだろうと思っています。