プリンタ大活躍 (12月26日)

年に一度だけ、インクジェットプリンタが活躍する季節です。OSXとクラッシックの間で往ったり来たり。毎年のことです。来年のためにも、手順をメモしておこうと思います。

まずは名簿作り、そして表書き

一番重要なことは、名簿作りです。数年前、G4を購入したときだったと思いますが、「宛名職人」とか云うソフトを買ったのです。有名なソフトですから、ご存じのかたも多いと思います。それまでは、違法コピーのファイルメーカーpro(ver2)で名簿を作っていました。柔軟なカード型データベースソフトに比べると、年賀状専用ソフトは融通が利かなくて、おまけにインターフェイスが何かとても気恥ずかしい感じで、私の中では使えないソフトに分類されてしまいました。郵便番号が枠にキチンとはいることが取り柄、という印象でした。(最新版はバージョンアップを重ねて、さぞかし良いソフトになっているに違いありません)結局、買ってインストールはしたものの使わず。それ以降はファイルメーカーを違法と知りつつ、年に一度引っ張り出すという状況。

今年も、、、と思ったら、ファイルメーカーが立ち上がりません。どうも、OSXのクラシック環境がまずい様です。OS9.2から起動し直し。大切なことは、漏らさないことです。出すつもりが出していないということになるのが一番まずいです。今年頂いた年賀状と、喪中はがきを分類し、住所録のデータと照らし合わせながら、出す、出さないを決めてゆきます。年賀状は数種類デザインしますので、どれを出すかもこのとき選んでゆきます。仕事のつきあいの人に家族の写真を送っても仕方がないし、、、こういうデータを打ち込んで、ソートしてから宛名を印刷すると、裏面の印刷の時も楽です。

縦書き毛筆フォントで宛名、というのはとても抵抗があるので、私は横書き、ゴシックフォントを使います。ダイレクトメールの宛名のような雰囲気になります。郵便番号などは、最初から枠を外すようにしています。同じソフトを使っている人は、概ね同じ表書きになるはずです。ヘタに凝って、他の人と全く同じになるくらいなら、凝らない方が良いというのが私の感覚です。どちらにせよ、どうせ印刷なのです。その代わりに、手書きでひとこと、ふたこと、かならず添える訳です。

年賀状作り(裏面)

パソコンを使い始める以前は、木版画で年賀状を作っていました。喜んでくださるかたも多かったと思います。子どもが育ってきてからは、あえて写真を刷り込みます。フィルムスキャナをもっていますので、たくさんの写真のデータの中から、気に入った写真を選び出し、数種類作りました。選び出すのが大変な作業です。主にはACDSeeという画像ブラウザソフトを使いましたが、、、iPhotoがもう少し楽に動くソフトであれば、活用のし甲斐もあるのですが、、、

選んだ画像は、fireworksで読み込んで、レイアウト(原則的には読み込んだデータそのままですが)します。fireworksを使うのは、一番使い慣れたソフトだからです。実際には文字を入れて、おしまい。トリミングや、切り貼りはやりません。写真の出来が全て。イメージサイズの修正で、縦横をおよそ9x14センチにします。解像度はおよそ200dpiです。これをプリントアウトすると年賀状はできあがり。そのうち、おやこニュースの中で公開しようと思っています。おっと、印刷の時には、はがきの向きに気をつけなくてはなりません。

我が家のプリンタは昨年慌てて買ったエプソンのPM730cです。妙に大きいのが玉に瑕です。音も結構うるさい。OSX10.2はエプソンのプリンタドライバーがはじめから用意されているので、その点は面倒が無くて良いです。ただし、OSXのページ設定、印刷、のダイアログはわかりにくいと思う。注意深くやったつもりだけれど、用紙の方向(これはページ設定ダイアログ)を間違え、そのまま印刷したために、途中で改ページが入り、一枚の失敗で二枚を無駄にするという事態に。はがき設定なら改ページしないようにデフォルトで設定しておくべきでは無かろうか、、、

久しぶりに使うプリンタ、ノズルのクリーニングがかなりの手間でした。年賀状はほぼ全面カラー印刷ですが、フォト用紙の設定で、一枚数分かかります。インクは一パック(千円ちょっと)で約100枚印刷可能です。

スキャナのドライバ

キャノンのサイトにスキャナのドライバがアップデートされています。12月13日の日付になっています。N676UのOSX対応ドライバは、依然としてフォトショップが必要と書いてあります。クラッシック用の方にはそのようなことが書いてありませんので、ダウンロードして使ってみることにしました。説明に従い、ケーブルを抜いてから古いバージョンを削除(したつもりが、出来ていないみたい、、、)し、新しく入れ直します。取り敢えず、フォトショップ5.0で使えております。取り込み画面のデザインが一新され、使いやすくなったようです。