今年に入ってから、10個目の台風が列島を通過していった。今回は、我が家の周辺にも大きな影響があった。進路が若干逸れ、ほっとしていたのだが、実際は、一日雨が降り続き、近所の川は濁流となった。台風が通り過ぎ、雨が上がってから、猛烈な風が吹いた。公園の松から枝が折れ、遊歩道はめちゃくちゃになった。道路標識やカーブミラーが曲がっていた。
無事にやり過ごすことが出来て、良かったと思う。こども達の通う小学校や幼稚園が臨時休校になったくらい。
周辺では時間雨量がせいぜい25ミリ程度だったらしい。もし、1時間でも50ミリを越えるような雨が降ったら、おそらく川の水が溢れたことだろう。それを一番恐れていた。我が家から50メートルほどの所に川があり、溢れたら坂道を下って、我が家の前の道路が川になる。道路に面した半地下の駐車場は水没したに違いない。
果たして、気象庁が発表する気象概況はどれほど信用できるのだろう。中心気圧はどうやって測っているのだろう。特に、台風の場合、中心気圧と、暴風圏、強風圏が発表になるが、どれほどの根拠があるのか。今回も、台風が通過するまではほとんど風は吹かなかった。強風が吹き荒れたのは、通過後である。
そして、暴風にせよ、強風にせよ、概況は風のみを話題にしている。雨に対する予想は極めていい加減だ。
「大型で強い」と言う枕詞も、実は大変事務的に付けられる。アメダスやレーダー、そして、気象衛星の画像を利用してなお、気象庁は前時代的な、気象警報の発令から抜け出せない。生活に与える影響をより定量的な物差しで表現する努力をして欲しい。
例えば、台風が持っているエネルギー値の推定やら、雨雲に含まれる水蒸気の量の計測くらい、出来そうではないか。
バスの屋根の上に取り残された人々が、救出され、海王丸の乗組員が、生きて船を下りられたのは、幸運だった。室戸岬の防波堤の裏に、市営住宅を建てると云うのも、なかなかのチャレンジだ。明らかな人災と思う。
雨が降ると電車で出勤する。車内で立ったまま、巧妙にバランスを取りながら折りたたんだ新聞を読む人。こちらの側から、彼が読む裏面、一面トップの記事の見出しが読み取れた。三菱自動車のリコール車の修理がさっぱり進まないこと。日経である。
一月近く前に、自動車会社が主要新聞紙面に全面広告を出した。つまり、あってはならない事故を起こす原因を作ったことに対する詫びなのだろうと思ったのだが、「お詫びをさせて下さい」と、題したその広告をデザインしたのがどこの広告代理業者かは知らないが、要するに、もう十分反省しました。許して下さい。もう古いことには拘らないで下さい、と云う意図であったかどうかは知らない。しかし、これ見よがしに反省の姿勢を見せて、商売に結びつけようと云う意図に思えた。
その、妙に小さな文字がズラリと並んだ、よほど三菱自動車が好きな人以外は読む気が起こらないような広告が、表現すべきことは、これからの我が社がどのように変わっていくか、と云うような妄想ではなく、自らの作りだした、極めて危険な輸送用機械が一般道に野放しにされていると云う事実と、その機械を使い続けることにより所有者が負う責任の重大さに対する警告であったはずだ。
お詫びさせて下さい?ふん、勝手にやってろ。何を格好付けていやがる。今さら反省したところで、クソの役にもたちはしない。おまえらは馬鹿か。
デカデカと、三菱マークが拉げて、ひっくり返り、炎に包まれている写真を掲載して、直ちにご連絡ください。とやれば良かったのよ。
謝って済むなら警察は要らない、って。小学生の言葉の意味深さをぜんぜん分かってないね。欠陥車は早くこの世から無くなって欲しいです。
年少の頃のある時期、偉人伝をいくつも読んだ。父が出張などのみやげに買ってきてくれたのだと思う。著名人の伝記は、子供心に面白かった。大抵はうまくいく話だ。いくつもの苦労を乗り越える。不可能を可能にした人々、と云う扱いである場合が多い。例えば、野口英世を読んで、医者を目指すとか、キュリー夫人を読んで、研究者を目指すとか、そういった、親の下心と云っては失礼だが、もくろみがあったのかも知れない。
我が家の娘が、集英社版、マンガ版世界の偉人伝、のようなシリーズに興味をもっている。私は伝記が好きではない。子どもに読ませたいとも思わない。特に、この手の子どもを対象に作っている偉人伝は宜しくない。近代に題材を取っているものはまだよい。歴史的な資料が残っている。しかし、中世前となると、歴史は権力者が作り上げていくものである。ジャンヌダルクの姿と、教科書や偉人伝でなじみの彼女の姿は、彼女の死後、数百年が経過し、誰かが想像で美化して作り上げたものであろう。偉人伝には、ジャンヌダルクの姿は後世の画家が想像で描いた、といった注釈は出てこない。
私はマンガ版の伝記シリーズが、どういう意図で作られたか、はなはだ怪しく感じる。
監修者は、少なくとも、新たな創作を加えないようにしていると思う。幾つかの歴史的な資料に基づき、取捨選択し、ストーリーを作り上げる。概ね、従来からのイメージに沿った形で、あらすじを作る。しかし、毀誉褒貶を並べようとはしない。あたかも、誰かが見て、正確に記録したかのように物語を作る。場合によっては、伝説を脚色し、ストーリーを作る。おそらくは後世の人々が、著名人を何らかの形で利用するために、美化し、脚色し、作り上げた感動的なストーリーを受け売りしているのだ。子ども達は、感動し、何の疑問も持たずに受け入れる。歴史を検証しようとはせず、過去の人々が、意図的にねじ曲げたヒーロー・ヒロイン物語を垂れ流す。
それをマンガとして書き上げる絵かき達は、さらに食わせ物だ。彼らにとって、マンガ版偉人伝は、収入を得るための仕事でしかない。より多くの子どもを騙すほど、彼らには次の仕事が回ってくる。
子ども達は、ステロタイプの人物像を作り上げる。聖人達が本当に奇跡を起こしたと思いこむ。
私は、偉人伝が嫌いだ。伝記を読むなら、自伝に限る。高校の頃、シュリーマンの自伝、「古代への情熱」を読み、大変感銘を受けた。ギリシャ神話のトロイを発掘した人である。
感銘は受けたが、私は、考古学者を目指さなかった。父親はほっとしたことだろう。
少し前に、「イラク・フセイン政権とアルカイダの関係を証明することは難しい。」というようなことを、アメリカの国防長官が発言した。と、おもったら、「米国政府調査団の、大量破壊兵器は無かった」という調査結果。
見込み違いで、ミサイルをぶち込んだというわけだ。大統領の判断ミスの原因は分からないが、多くのイラク国民が死傷し、米軍兵士が命を落とした。
より安全になったという割には、人質事件が続いている。
大量破壊兵器が見つからなかったと聞いて、無くて良かったとしかいいようがなかった。
嫌疑が掛かり、それを晴らすための努力を怠っている、とおもわれると、ある国からミサイルを撃ち込まれる可能性がある。想像力をたくましくして、あなたのアレは怪しい。怪しくないことを証明しなさい、といわれて、ばかばかしい、相手にしていられないというと、しょっ引かれたり、死刑になったりするということ。
あなたの国にあるアレはどうも怪しいから調べさせなさい、と、疑われること自体が不名誉だし、その上、何の疚しいこともないはずなのに、何処かの国のあほな大統領の手下が、ずかずかと上がり込んで、タンスの中を掻き回すこと。やめれ、というのと、どうぞ、というのと、どちらが正しいか。
何の疚しいこともない、と、突っぱねるか、調べたいなら調べなさい。というか。
日本の国に嫌疑が掛かるようなことがないように祈るばかり。この手痛い判断ミスがもたらした深刻な結果を正視し、反省して欲しい。
(基本的な間違いがあったので、ちょっとだけ書き直し)
久しぶりにエキスプロゥラを引っ張り出した。マイクロソフトがただで配っているウエブページブラウザソフトで、バージョンは5.2.3。一応、OSX用の最終バージョンのはず。
良くわからないままで書いて申し訳ないのだが、このブラウザの癖のようなものがあるらしく、高木さんの日記など、いくつかのページで表示が乱れる。
http://d.hatena.ne.jp/HiromitsuTakagi/ (高木浩光@茨城県つくば市 の日記)
ショコディ氏は一行縦書きと表現している。
http://www.aboutworks.com/shokodei/diary/picobbs/ (の857番目)
これは多分、全閲覧者の僅か1パーセントほどが利用しているブラウザソフトの表示に何か不都合があるためだと思う。
読めないことはないが、大変読みづらい。環境設定から、スタイルの表示を切ってもダメ、独自のスタイルを適用してもダメなので、かなり手強い。Webページの不具合ではなく、ブラウザ側の問題らしい。
ソース表示で見るか。
ただ、私にはエキスプロゥラに拘る理由が何もない。表示の乱れの原因がブラウザ側の不都合かもしれないと思ったら、別のブラウザを立ち上げるまで。最近はファイアフォックスというやつを常用している。
エキスプロゥラの不都合は、おやこニュースにも大いに影響しており、サイトのホームページは、理由が分からないのだが、ブラウザデフォルトのまっさらスタイルで表示される。
ファイアフォックスのほうは、概ね良い感じなのだが、フラッシュプラグインを入れていないと、表示が大きく乱れることがある。それから、広告表示から下が全く表示できないことが、時々ある。おそらく、<script type="text/javascript">の表示にバグがあると思う。
そうなると、本文が全く読めないということで、たちが悪い。読むには、ソース表示をしなくてはならないが、私は、ファイアフォックスに拘る理由が余り無いので、そういうときは、サファリかエキスプロゥラを立ち上げる。
ストライキ解決直後、メジャーリーグはファンの冷たい視線にさらされていた。閑散とした巨大なスタンドからフィールドを見下ろす。目の前に座っている太ったおじさんは、落花生の袋から、ピーナツをむさぼり、殻を地べたに散らかしていた。ずり下がったリーバイズの背後に、尻が半分はみ出していた。
ふるえるほどの寒さと、がらがらの巨大スタンド。私の初めてのメジャーリーグ観戦は、アナハイムのアスレチックス戦だった。
エンジェルズのマウンド上にはチャック・フィンリーという投手が上がり、長身を折りたたむような、メジャー風のピッチングフォームで投げていた。アスレチックスの投手は黒人で、名前は覚えていないが、滅法速い球を投げた。
試合は貧打戦で、特にエンジェルズはほとんど出塁できず、結局完封負けだったのだが、私は釘付けになり、野球のおもしろさを思い知った。その後、何度もドジャースタジアムの方であるが、足を運んだ。
週末の野球観戦は、一週間がんばった人々へのご褒美のご馳走のようなものである。そこに思い至ったとき、地元にプロスポーツチームをもつ贅沢が身に滲みるだろう。スポーツライターの二宮氏が、野球チームという文化を維持することで社会に貢献する意識がチームオーナーには必要というようなことをいっていたが、同意する。市民の生活を豊かにする社会資本がプロスポーツチームである。
*チャック・フィンリーは2002年に引退するまで、メジャーで200勝を挙げている。すごい投手には見えなかったが。また、この試合で印象に残ったエンジェルズのTim SalmonやJT Snowは今でも現役で、Salmonはアナハイム一筋である。
**一方、オークランドには、あのMark McGwireが居たはずで、私の印象には残っておらず、この試合に出ていたかどうかも分からないが、この年は104試合に出場し、39本のホームランを放っている。
新聞が自紙を、広告とはいえ墨塗りしたことについて、私は大変深刻に受け止め、その日のうちに当該新聞の購読を止めた。
しかし、この話題は意外なほど問題になっていない。
私は一読者として、新聞購読を重要な情報源としており、その目的に新聞紙面が応えてくれるかどうかを問題にしている。おびただしい情報の中から、私が必要とする情報を選び、肉付けして、整列して毎日提供してくれるのが新聞である。編集が行われるのは当然のことで、編集方針が、自分の目的に添わないと思ったら、より良い新聞を選び直すまで。。私は巨人軍に特別な感情を持っていない。
プロ野球再編を巡り、読売新聞不買を叫ぶような人は、アンチ読売、アンチ巨人、アンチナベツネである。そういう人たちは、当初よりY新聞を購読していない。今回の一件で、あの新聞で広告が墨塗りされたらしい、と云う噂を耳にして、わざわざY新聞を手にして後で墨塗りを見た、アンチの皆さんには、きっとこの一件の重大さが分からないかもしれない。
私は、朝刊を眺めていて、驚いたのだ。極めて不自然な紙面。墨が塗られているに違いないと思った。そして、他紙を手に入れて、その状況を確認した。アンチの人々とは順序が逆だった。
私はこの新聞社の恥知らずな行為は糾弾されるべきだと思う。そして、編集部から読者に説明があってしかるべきと思う。
びっくりしたなぁ。暗黒時代の幕開け。プライドのかけらもない新聞社。
YOL記事より
「球団幹部が三木谷社長に面会したり、プロ野球への参入を依頼したりした事実は、今月14日に限らず一切なく、記事は事実無根」
「記事は巨人軍が裏工作を行ったとの印象を与え、巨人軍の名誉、信用を大きく傷つけ、さらにNPBが行う審査の公正さをも疑わせる恐れがある」
「わしの知んやつは入れない、、」とか何とか言っておきながら、公正な審査が行われるとはとうてい思えない。
巨人軍が週刊文春の広告を掲載した読売新聞社に対して抗議した、訳ではなく、意に沿わない記事を掲載した週刊文春に抗議したはずで、何故に読売新聞のみ週刊文春の広告を塗りつぶしたのか。読売新聞社が、巨人軍に代わって週刊誌に抗議をしてあげたのかも知れない。
読売新聞東京本社広報部は「週刊文春の雑誌広告の中に、巨人軍について事実無根の中傷記事があることが判明したため、その部分の削除を文芸春秋社に求め、了解を得て掲載した」とコメントした。
とのことであるが、、、
かつて、様々な嘘っぽく失礼な記事で週刊誌のネタにされた人が居たが、読売新聞社はそれら週刊誌の広告を載せ続けた。たかか社長の趣味でやっているプロ野球チームをネタにされたくらいで、自らの紙面に墨を塗って出すとは。今後、読売新聞社は、週刊誌などの広告をいちいちチェックして、その見出しの真偽について検討し、事実無根の中傷記事を探し、見つけたら片っ端から墨で塗る、と云うことを始めるのかも知れない。
巨人軍というのは、一種の宗教で、読売新聞は宗教団体の機関誌なのかも。
本日より読売新聞の購読を停止した。販売店に電話を掛けて、購読を停止する旨を伝えると、すぐに店員が我が家を訪問してきた。幸い、月末で、購読を停止するには大変都合がよい。
渡辺氏はどうでも良い。プロ野球再編も別の話題だ。公平に事実を伝えると云う意志があるかどうかが問題なのだ。
今回、読売新聞社は、自分たちに不都合なことは黒く塗って隠すと云う行為を、白昼堂々とやった。証拠を残した。読者を馬鹿にしている。
帰省中に、知床方面にドライブしたとき、立ち寄ったドライブインに、武部勤氏のポスターを見かけた。武部氏といえば、過日の牛海綿状脳症が問題になったときに、世間を混乱に陥れた実績のある元農林水産大臣ではないか。酪農地帯を地盤に持っていらしたのだ。私にとっては、手痛い失策を犯した、余り役に立たない人という印象だったのだが、要職に就くことになった。前幹事長は辞職して代理になると云うのが、大変インチキ臭い気がする。
私は、オーナー会議の歴々に媚びを売って髭を剃った三木谷氏より、堀江氏の方が誠実な印象を持っている。一石を投じた功績は大変大きい。結局、オーナー会議が最終的に決めるらしいので、これも大変インチキ臭い気がする。現オーナーが語る、赤字の垂れ流しに耐えるとか、せめて10年は続けるというような話は、大変ネガティブで、現在抱えている問題点をそのまま引きずる発想である。新規参入チームのオーナーは、5年で優勝を目指すとか、3年で黒字に持っていく目論みを持っているべきだ。
現在のプロ野球の日程の緩さから見ると、7チームでも全く問題は無いと思う。発展させる、慢性的な赤字を産む構造を変えると云う発想が必要だろう。
国連総会で、台本にしがみつきながら、たどたどしい英語で演説をすることは、内容はともあれ、世界に恥をさらすことになると云う、認識を総理大臣は持っていないらしい。
もっと練習した方が良いですよ。若しくは、誇りを持って日本語でやったらどうでしょう。
外交上の重要な決定が、総理大臣の独断で成されてゆくのは、大変拙いと思う。私は、常任理事国になど、ならない方がよいと思うし、多国籍軍に参加するべきでもないと思う。
随分前の話だが、シンディ・ローパーが日本にやってきて、インタビューを受けた。日本の女子高校生が、みんな、判で押したようにルーズソックスにミニスカートのスタイルで居ることをどう思うか?と。
質問した方は、画一的な日本人のファッション感覚に対する批判を期待した様に思えたのだが、彼女の返事は、
「規制が厳しい中で、精一杯のオシャレをしていることに好感を持った。そして、そのスタイルはとてもキュートだ。」というものだった。
ヨーロッパの町並みを歩いていて、女性の姿が日本と違う点に二つ気が付いた。
ひとつは髪型。若い日本人女性をほぼ完全に制覇している、シャギーをほとんど見かけなかった気がする。髪質の差なのか。
もう一つ。ローライズ、股上の短いズボンは世界的な流行のようにおもった。日本で見かけるローライズが、背中をぺろりと出すのに対して、デンマークの女性達は、腹を出し、腰骨から鼠径部にかけてのラインがくっきりと見えるのにドギマギさせられた。上着の着こなしが違うのか、同じ服装でも姿勢が違うせいか、その辺は定かではない。
ズボンの背部から、下着を見せる日本風と、前面から素肌を見せるデンマーク風という括り方が出来ると思った。
フランス経由でデンマークに出かけていた。
関西空港から、コペンハーゲンに直行便がない。
市民のほとんどが英語を話すことが出来るデンマークは、逆に、英語に堪能でない外国人に対して冷淡な印象を受けた。
一応、英語も何とか通じる(旅行者が歩くところでは)パリ。恐るべき国際都市である。人種のるつぼに出くわした。
れんがを積み上げた町、コペンハーゲンと石で組み上げたパリ。デニッシュとクロワッサン。
トランジットの短い時間に必死になって歩き通した。どちらも歩き応えのある町である。
いろいろなことが緩いのがデンマークの国民性かもしれない。赤い色の似合わない人は、いろいろ苦労が多いとおもう。
おやこニュース、そして、ゴタクも4年目に入った。
何も宣伝していない。怠慢というか、努力が足りないせいだと思うが、訪問者数はこのところ頭打ちである。頭打ちというと聞こえがよいが、実際には低空飛行中。
かって、一日一人でもカウンターを廻してくれればそれで良い、と思っていた時期から、多分10倍くらいに増えたと思うが、その程度である。ゴタクに至っては、今、読んで下さっているあなたと、あなた、それからあの人。数名程度と思う。
まぁ、別に、誰に読ませようと云うわけではないから構わないのだ。
ヤフーの検索エンジンが変更になり、おやこニュースの訪問者数が大幅に減ったのだ。半分近くまで落ち込んでいる。
あっちの方は、家族の話題が中心で、私も他人の家族のネタを見ると、気恥ずかしい気分になることがある。それを読むために大勢の人々が訪れると云う状況も妙である。熱心に宣伝して、人に読ませるようなものではない。どちらかというと、ひっそりとやっていると云った方が良い。
しかし、私は自信がある。自分で読み返して、なかなか良いのだ。少なくとも、家族の記録、自分の行動や心情の記録として、質が高い。十分な自己満足を感じる。他人がどう感じるかは私には分からないが。
アクセスログを見ると、定期的に訪れてくれる人がいる。大抵は、ちょっとしたキーワードで、検索し、おやこニュースの何処かのページが引っかかったのだろう。暇に任せて、チラチラ見る間に、気に入って下さったのだと思う。
そんな風にして、いわゆる常連らしき人が何人か居るようだ。実際には、訪問者と管理人のやり取りが何もない。私はアクセスログから知るのみだ。
何人かが加わり、そのうち何人かが離れ、微妙な平衡が成り立って、私はそこそこ満足している。
こちらも楽しんでいる。どうぞごゆっくり。と云っても、おやこニュースのお客さんのほとんどは、ゴタクを見ないらしいが。
週末、家にかえったらこども達が出かけていたので、Jリーグサッカーをじっくり見ることが出来た。地上波とBSで、磐田対横浜、セレッソ対鹿島、2試合を中継していた。
磐田は監督が更迭されたとのこと。一昨年あたりの圧倒的な強さが影を潜めている。横浜の方が明らかに質の高い試合をしていた。
実際にはセレッソと鹿島の試合に注目した。なかなか面白かった。
それにしても、サッカー選手の給料の安さ、いや、野球選手が高すぎるのだ。
Jリーグの組織が、方向性を明確に打ち出している。身の丈にあった経営と云うことだ。累積赤字に四苦八苦するチームがあることは知っているが、一頃チーム消滅の危機に瀕したJ2甲府はこのところ観客動員も倍増し、毎年黒字を計上している。今年はJ1昇格圏内で残り試合に大きく可能性を残している。当然、地元も盛り上がり、観客動員を後押しする。収支の改善が、直接チームの戦力向上に繋がる。成績は上がり、観客が増えるという好循環を生んでいる。
地元に根ざす、と云う方針を具現化したのだ。新潟のようなケースは特例と捉えるべきだろう。2年後が正念場だ。
ストライキをきっかけに、プロ野球を良い方向に持って行くには、根本を作り直す必要がある。オーナー会議の上に立つ組織の確立である。それが駄目なら、クーデターが必要だ。今の組織を見限り、新たな組織を立ち上げるしかないだろう。選手の給料は半分以下になるかも知れない。理由は良くわからないが、法外な年俸契約を続けた経営者の無能さが、現在の危機の根底にある。
現状を危機的と認識しているかどうかも疑わしい。
デジカメなどに、充電式の電池を使っている。ニッケル水素電池と云うやつだ。何本かを使い廻しているが、いつも混乱する。どれが使用済みで、充電が終わったやつはどれなのか。
ICタグを使って、管理することは出来ないものか。
ストライキがとりあえず回避され、大変喜ばしいことだと思う。交渉の手段にストライキを構える。交渉が前進し、あるいは解決し、ストライキは取り下げる、これが一番良い。一週間の猶予を与え、再びストライキ回避に向けて努力を強いる。選手会はストライキを交渉の手段として最も有効に利用したと言えるだろう。
球団合併とは名ばかりで、要するにオリックスが大阪近鉄を乗っ取り、ブルーウエーブを切り捨てた、と云うことだ。大人しい神戸のファンに驚くばかり。プロスポーツは人気商売である。ファンを大切にと云うのは単なるお題目ではない。何の説明もなく、踏みにじられた神戸と大阪のファンの心中はいかばかりか。断じて認めるわけにはいかない、と云うファンの叫びは届いていない。
西武のオーナーがぼやいた。「全球団赤字なのです!」それが、問題の本質の一部だろう。読売を除く、全球団が赤字。赤字の根拠は明らかではない。
プロスポーツチームの収入源は4つある。興行による入場料収入、関連商品の売り上げによるロイヤリティ、テレビ放映権、スポンサー収入。
赤字を何とかしたいのなら、メディアへの放映権料を一括して管理し、配分する必要があるだろう。パイの半分を取り分とする読売の横暴を認めるべきではない。そのアンバランスが、選手年俸の高騰を招いている。
オーナー達が、現在握っている利権を全て投げ出す前提がなければ、解決もあり得ない。見通しは大変暗い。状況を解決するために立ち上がった選手諸氏は大変お気の毒である。無能で志の低い経営者達に、プロスポーツのあり方を理解させ、解決策を示唆することは、まるで本末転倒である。
選手達は、日本プロ野球機構を見限り、新たなリーグを作った方が良いのではないかとさえ思う。
とりあえず、交渉は一歩前進したかのように見えるが、実際はそうでない。経営者達の露骨な時間稼ぎは明らかだ。何も解決しないだろうと思う。
唯一状況が好転したように思えることは、私の知らない人は入れない、と云いはなった渡辺氏が辞任したこと。ライブドアの加入の道はいくらか開けた。しかし、球団数が戻ったとしても、問題の本質は解決していない。
地震があって、自宅もかなり揺れた。持続時間が長く、恐ろしかったのだが、近所に住む人の多くは、阪神大震災の悪夢を連想したらしい。我が家はその後引っ越してきた。
かなり大きな地震と感じ、テレビニュースを見ると、ややしばらくしてから紀伊半島に津波の注意報だか警報が出た。不思議なことに、地震の震源の表示がない。紀伊半島が危ないなら、愛知や徳島も危ないのではないかと思っていたら、さらに遅れて、津波の注意報は拡大され、四国から近畿、東海のかなり広い範囲となった。
あとで聞いた話では、各地の震度の集計システムにトラブルがあったために、震源地が特定できなかったらしい。震源地が分からないと津波の予報も出せない。最初に出た紀伊半島の注意報は、データ不足のまま、当てずっぽうで出したと云うことらしい。
テレビ画面の一角を津波警報が占める。邪魔だと苦情が出ることがあるらしいが、津波の恐ろしさを考えるとやむを得ないだろう。
防災の日直後であったにも係わらず、システムのトラブルで警報が出せなかったというのは失態である。震源地の表示なしで津波情報を伝えたNHKも図々しい。ニュースはシステムのトラブルを伝えなかった。
その後、深夜におきた2度目の地震で、三重県は、3メートル以上の津波予想を伴う「大津波警報」と誤ったファクスを県内の市町村に送っていた、という話も聞いた。
住民の生命に関わることで、莫大な予算を掛けて対策をしているに違いないと思うが、杜撰である。
こんなもんで良いのだろうか。
英和辞典で、tsunamiを調べると、津波(日本語より)とある。形容詞はtsunamicとなる。
日本語がそのまま英単語となっている例は他にもあって、私がロサンジェルス近郊に暮らしていた頃によく見かけたのは、sushi(寿司)、kyaraoke(キャラオゥケ)や、karate(空手)、そして、teriyaki(ツェリィヤァキ)など。Yoshinoyaもその一つにはいるかも知れない。
米国人がどのようにカラオケを楽しんでいたのかは知らない。
karateと看板を出している道場の大半が、実は韓国人の経営するテコンドーの道場である。私自身も、この二つの格闘技の本質的な違いを知らないが、実際に真っ白なコスチュームに帯を締めて道場に通う現地のこども達をよく見かけた。彼らは空手を習っているつもりで居たようだ。カラテの方が通りがよいことをコリアン達も良く心得ていた。今はオリンピック種目となり、テコンドーと空手の立場は逆転しているかも知れない。
teriyakiは、醤油と砂糖で甘辛く味を付けたあんかけのような料理の総称である。アメリカのテリヤキはウエットな料理なのだ。てりやきマックバーガーは身近な一例である。yoshinoyaのテリヤキビーフボウルは、要するにあんかけ系の牛丼を想像してもらえばよい。インド系の友人はyoshinoyaのベニショウガが好物だった。
デニーズに入って、メニューにhibachi steakと云う文字を見つけた。hibachi・・・火鉢であろうか?不思議な気がしたが、これは要するに、炭火で網焼きにしたステーキのことである。網焼きにすることで、脂が落ちる。日本料理はヘルシーだ、と云う主張らしい。今でもあるかどうかは分からない。
(既出のネタのような気がする)
お医者は、かなり厳しい仕事と伺っている。
極めて高度で特殊な技術と知識、判断力を要する技術職であり、あらゆる悩みを抱えた人々を癒し、励ます究極の接客業でもある。
彼らの行う診断、治療行為のほとんどは、医師としての立場と知識と技能と経験があるからこそ正当化されるものである。ひとつ間違えば、患者の身体を傷つけたり、毒を処方したり、プライバシーを侵害することになり、医師達はミスが許されない。
医師にその資格を与える法律は、診療を拒否することを許していない。医師は診察を求めるあらゆる人の求めに応えなくてはならない。
100%の奉仕の精神が求められる。
与えられた責任の重さに鑑み、割に合わない職業と思う。奉仕の精神が彼らのよりどころとなる。そうでなければやっていられないだろう。遣り甲斐はあるだろうが。
モードが切り替わらない。ネタはあるのだが。