子供たちがたいそう気に入っていて、このところ毎年訪れています。

カムイの杜公園

わくわくエッグの内部

芝生広場で虫採り

虫採りに精を出すタンタン

フクロウ公園は私たちの間の通称で、「カムイの杜公園」というのが本当の名前のようです。旭川市郊外、といっても、市内からは丘を一つ越えて行かなくてはなりません。私が学生の頃はクロスカントリースキー大会の会場になっていて、冬にずいぶん通いました。その頃は、道路が整備されていなくて、距離はそれほど離れていないにもかかわらず、ひどく田舎にたどり着いたような気分になりました。富沢の小学校は積極的に市内からの越境入学者を集めて、独創的な教育を始めたような話を聞いたことがありますが、その後どうなっているかは分かりません。

私はここら辺の冬の景色は記憶にあるのですが、雪が解けたあとどうなっていたのか知りません。かつてのスキーコースの一部だったはずの場所に立派な公園が出来ています。看板を見ると、色々な名前のついたエリアに分かれているのですが、要するに、かなり広めの駐車場、体育館(わくわくエッグ)フクロウの形をした遊具のある芝生の広場、水遊びの出来る噴水、管理棟を兼ねた展示施設、昆虫採集や探検が楽しめる森に加えて、私たちとは直接関係ありませんが、キャンプ場やサッカー場、テニスコートなどもあります。(去年一昨年のようす)

ミユちゃんたちが来るまで、みんなでわくわくエッグの中を駆けずり回っていました。みんなが揃ってから、芝生広場の方に出て、それから冒険の森の秘密基地に探検に出かけてしまいました。タンタンは虫採り網をもってトンボを狙いました。

色々な楽しみかたが出来る分、子供たちは散らばってしまいますので、親にとっては少々忙しい公園です。また、芝生広場に出ると日陰がほとんどありませんので、真夏に遊ぶのはけっこうつらいものがあります。あれれ、探検に行ったお姉ちゃんたちが戻ってきません。

ちょっと様子を見にいこうと、山道を分け入って行くと、林の裏側に木製の大きな遊具がありました。たしかに、何やら秘密基地のようです。近づいて行くとエリポンが川を見に行きたいというので一緒に秘密基地を離れて、逆戻り。小さな水路に行ってしゃがみ込んで沼地を覗き込むと、何かがいたはずですが、何がいたのか忘れました。そのうちに急に雨が降り出しました。これは拙いと思い、秘密基地のみんなを呼びにいきましたが、手遅れ。土砂降りとなり、しばらく秘密基地で雨宿りすることになりました。何だかいい感じです。

小降りになってから、わくわくエッグに戻って、みんな汗だくで遊んでいました。北海道とはいえ、夏の真っ昼間、蒸し風呂のような体育館の中で、いとこたちと走り回って遊ぶ。それを壁にもたれて眺めていて、なんかずっと昔の懐かしい感覚がよみがえるような気分でした。


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