ナミンチの部活。日曜日に練習試合をやるとのことで応援へ。

交差点で待つ

サイクリング

クスノキの木陰で

応援中

ナミンチは朝早くに駅に集合。そこからバスに乗ってちょっと離れた中学校に行くとのこと。ナミンチ一人早々に家を出て、初めてのことなので勝手が分からないのだけれど、残る5人で自転車に乗って応援に行くことにしました。

地図を見ると、多分4キロくらいの道のりです。タンタンのミニサイズの自転車ではちょっと無理そうなので、嫌がるタンタンを無理やりにトウサンの自転車の後ろに座らせて、出発。少々風が吹いていましたが、良いお天気で、日除けの帽子が必要です。軒先のツバメの巣を探しながら、ちょっとしたサイクリング。

見も知らぬ中学校にたどり着き、見ると、フェンスの向こう側で中学生たちがソフトボールの試合をしています。おお、やってる、と駆け寄ろうとしますがフェンスの向こう側に抜ける入り口が分かりません。結局ぐるりと敷地を一周すると、学校の正門が開いていました。昨今の学校をめぐる事件を考えると、こういった厳重な囲い込みは当然です。自転車置き場に自転車を並べて、部外者ですが、通してもらえました。建物の中を通ってグランドへ。レフト側の外野の隅に、倉庫があって、クスノキが植わっていました。満開のクスノキ。大変地味な花ですが、木一面に咲いていると華やかな感じです。おあつらえ向きの木陰に敷き物を広げて、試合を観戦。観衆は私たちだけ。途中で相手チームの家族らしいおやこ連れがやってきました。

今まで、何度か家族で野球の観戦をしています。去年はグリーンスタジアムに行きましたし、一昨年は高校野球を観戦しました。ヨウカラは何となくルールを把握しつつあるようで、熱心に応援していました。タンタンは、グランドの砂でツバメの巣を作って遊んでいました。エリポンは早々に飽きてしまい、帰りたいといい出しました。とにかく、試合の邪魔にならないように、遠くから大人しく見ていました。

チームにはナミンチを含めてユニフォームを着ていない選手が数名混ざっていて、それはどうやら一年生ということです。練習を始めてせいぜい二月足らずで、ユニフォームを着ている先輩たちと実力差がありすぎです。ナミンチはだいたいのルールは知っているはずですが、自分でグラブを付けてプレーした経験はありませんでした。先日、公園でナミンチのキャッチボールに付き合ったら、キャッチボールは出来るようになっていました。しかし、試合となると話は別です。

まぁ、要するに相手チームの方がかなり強いということが確認できたわけです。ナミンチは二試合目にレフトに入って、転がってきたボールを無事に処理しました。打席にも入り、一度もバットを振りませんでしたがフォアボールで出塁し、三塁まで進みました。練習試合ということで、途中何度かプレーが中断されて、コーチの指示が飛んでいました。

まぁ、問題は山積です。たかが中学校のクラブ活動で、どうして日曜日まで練習する必要があるのか、と思っていましたが、練習する必要があるということが分かりました。一人一人のレベルをあげなくてはならないでしょうし、チームとして組織的なプレーも出来るようにならなくてはなりません。人数の少ないクラブですから、来年には間違いなくナミンチもレギュラー選手になるはずです。しっかりやりなさい、ということです。時間を大切に使いなさい、と。

楽しい観戦でした。チャンスがあれば、また行くつもりです。


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