子供たちが通う絵画教室が年に一度、作品展を開きます。

ナミンチ作、モナリザ

エリポン作、モナリザ立像

2006さつき展

大変楽しそうに通っております。熱中していると云っても良いでしょう。そして、子供たちがこの経験から得るものも大きいのです。

一つの共通のテーマが用意されていて、テーマに沿った各人の個性ゆたかな作品が並びます。今年のテーマは「集める」だそうです。

おおむね、4種類の作品が並んでいます。一つは、紙粘土で作った人形。ワイヤーで組んでいます。そして、ガラスの瓶の中に、紙粘土の作品を詰め込んだもの。一つずつには色とりどりの彩色が施されています。

動物の顔を描いたステンドグラス。透明なプラスチックのフィルムに光を通す特殊な塗料で色付けがしてありました。そして、今回一番目立っていたのが、たくさんのモナリザの模写です。この頃、小説を題材とした映画が話題になっていますが、それよりだいぶ以前よりこの企画は立てられていたそうで、単なる偶然の一致との事。絵画教室の子供たちは、ダ・ビンチのモナリザの複製を眺めつつ、自分なりのモナリザを作り上げるわけです。

一枚目はナミンチのかいたもの。かなり正確なデッサンで、雰囲気は出ています。しかし、よく見ると、髪の毛には紫色のメッシュが入っていたり、背景は真っ赤なバラがあしらわれていたり。

しかし、もっと驚くべきモナリザは、その下。エリポンの作品ですが、このモナリザは明らかに立っています。立像のモナリザ。

ほかにも、ヨウカラの作った絵本やら、いろいろな作品が展示されていて、大変面白かったのです。立体的な展示で、子供たちの感性の鋭さやら豊かさやら。まぁ、大人は嫉妬するしかありません。余り時間がなくて、駆け足で眺める事になってしまったのが残念でした。

タンタンも、絵画教室に通いたいといい始めました。お姉ちゃんたちは楽しそうだからね。スイミングはどうでも良いようです。


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