先月末の日曜日に、芦屋浜に出かけました。

香枦園浜でユリカモメと戯れる

ユリカモメにパンくずを投げる

香枦園浜の磯

イソギンチャク発見

職場の同僚が、家族を連れて芦屋浜に遊びに行ったそうです。なにやら楽しかったとのこと。そういえば、他の誰かから、芦屋浜で良いことがあったと聞いた覚えがあります。自転車で出かけるには丁度よい距離ということで、子供たちと出かけてきました。カアサンは家で留守番です。三姉妹はそれぞれ自分たちの自転車を漕ぎ、タンタンはトウサンの補助席に乗せました。さて、出発。

まずは、菊池貝類館の脇から香枦園浜の堤防に出て、堤防沿いを走ってヨットハーバーの脇を抜けました。みんな初めて通る道で、ちょっとワクワクします。運河沿いの道に出ると、大学生達が水路でカヌーの練習をしていました。しばらく眺めてから橋を渡って人工島に入りました。子供たちは、浜に出て磯辺で遊ぶ積もりでいたようです。運河から橋を渡って人工島の道のりに、降りて遊べるような浜は見あたりません。何処もコンクリートで固められた岸壁ばかりです。お腹が空いたというので、お昼ごはんの手配をしようと思いましたが、アパートと区画整備中の団地ばかりで、ファーストフードもコンビニも見あたりません。真っ平らの人工島の中を右往左往しましたが、くたびれ損。埋め立て地は川がないし、浜も無いので詰まらない、と結論が出て、来た道を戻ることにしました。芦屋浜の団地に入っていくとダイエーがありましたので、とにかく中に入って、フードコートで昼ご飯。ラーメンにたこ焼きを食べている間に、外は一雨降ったようです。ついているというか何というか。

香枦園浜に戻ろうと、相談がまとまり、回生病院の前に自転車を止めて、浜に降りて遊びました。浜の西側、つまりヨットハーバーの方には沢山のカモが羽根を休めていました。東側、夙川河口辺りにはユリカモメの群れ。持参したパン切れを投げてやると、ユリカモメたちが集まってきました。この鳥はとても飛ぶのが上手です。パンきれを放り投げると、見事にキャッチしますので、エサをやるのも大変楽しいのです。おおむね純白の羽根ですが、グレーが混じっているのはまだ年若いヒナです。子供たちはヒナにユリちゃんと名前を付けて、楽しそう。用意したパンが品切れになってからは、自分たちのお菓子に持ってきたビスケットを砕いて投げていました。

そのうちに磯でしゃがみ込んでいたエリポンが何かを見つけました。どれどれ、と見に行くと、水たまりに小さなイソギンチャクが居たのです。みんなでしゃがみ込んで、イソギンチャクをつついて観察。よく見ると、フジツボも触手を伸ばしていました。

本当は、姉弟揃えて写真を撮るというもう一つの目的があったのですが、何となく気分が盛り上がらず。子供たちはなかなか並んでくれず、イマイチの結果。そういえば、芦屋浜にある良いことというのは「足湯」でした。それから、この時期のカモは、パンくずには興味が無いようです。


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