あちこちで、巣立ちを目撃し、タンタンのツバメの巣巡りも一段落。

鉄板焼き屋の軒先

見上げるタンタン

鉄板焼き屋の巣

もうじき巣立ち

親鳥たちが、巣の手入れを始めて、暫くして抱卵が始まります。このころは、悠々と飛び回る親鳥が見どころ。やがて雛が生まれ、2-3分おきにエサを運んで来る親鳥を、巣の下で待ちます。親鳥が戻ってくると、まだ小さな羽毛も生えそろっていない雛たちが、一生懸命鳴きながら、巣から首を伸ばします。やがて、雛たちが育ち、巣に収まりきらない位、大きくなって、巣立ちが近づいたことを知ります。

去年、巣があったところを重点的に廻るのですが、今年になって新たに見つけた巣もあり、また、お友達から情報をいただいたりして、タンタンの巡回路に入っていたツバメの巣は、10カ所ほど。真っ先に抱卵を始めた畳屋のツバメたちが一番に巣立っていきました。

毎日、毎日、飽きずに巣を観察を続けたタンタンと、それにつき合ったカアサン。その日の観察結果を報告してくれます。近所にある鉄板焼き屋の軒先にある、今年出来たばかりの巣を見上げるタンタン。ここは、巣作りからずっと観察を続けた特別なところ。見上げた先に、もうじき巣立ちが迫ったヒナが5羽。押すな押すなと、親がエサを運んでくるのを待っています。日曜日の午後、タンタンと散歩に出かけた時の一コマ。

数日後、このひな鳥たちは巣立ちを迎え、巣は空っぽになっていました。7月に入って、巡回路のほとんどのツバメたちは、巣立っていきました。このところ、梅雨空をツバメの群れが舞い飛んでいます。旅に備えて羽ばたく練習をしているのかもしれません。旅の無事を願い、来年まで、しばしのお別れ。ツバメたちが戻ってくる頃には、タンタンもひとまわり、大きくなっていることでしょう。


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