6月はちょっと中途半端な季節。父の日と、それに合わせて参観日があります。

帰り道のタンタン

跳ねるように駅に向かう

帰り道

駅から夙川公園を歩く

普段、なかなか学校や幼稚園での子供たちの様子を見ることが出来ない父親としては嬉しい企画ではありますが、本来お休みの日が無くなってしまうという点では痛し痒し。それはともかく、長男の参観日に行ってきました。

いったい何をしているんだろう?あるいは、果たして、みんなに馴染んでいるのかというような、漠然とした不安を解消するための大変よい機会であります。長男はいつも通りにバスに乗って幼稚園へ。父兄は1時間ほど遅れて幼稚園に集合。保育室に向かうと、さっそく長男が走り回っていました。「タンタン」と、クラスメートが彼の名を呼びながら追いかけています。どうやら、くつしたを脱いでしまったので、渡してくれようとしていたのです。

父兄と園児が組になり、歌を歌ったりお遊戯をしたり、それから簡単な工作「牛乳パックのカスタネット作り」。糊やはさみの使い方を知っているのかどうか、良くわかりませんが、折り紙を糊だらけにしながらも、面白いカスタネットが出来上がりました。その後、園庭に降りて、恒例の親子体操。この日は抜けるような青空で気温も上がったため、汗をかきながら奮闘。

そして、園を後にしました。タンタンと二人で西宮駅まで歩き、阪神電車で帰宅しました。つい2ヶ月前に、同じ道を歩いて帰ったことは良く覚えています。帰り道、すれ違うクラスメートに声をかけて、「さよなら」と挨拶する息子に、クラスメートたちも「タンタンさよなら」と、気軽に答えてくれています。言葉のコミュニケーションが立派に成り立ち、そして、人間関係が広がっていることに驚きました。

駅までの道のり、はねるように歩く息子。2ヶ月前には、どうにも方向が定まらず、引きずられるように歩いていたような気がします。たいした成長ぶり。

香櫨園に帰り着き、家路辿る間。木々の木漏れ日がまだら模様を映し出しました。梅雨の直前、本当に天気の良い一日でした。


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