このページを含め、久しぶりにスタイルシートを変更しました。(*1)デザインやレイアウトよりも、マークアップの修正が主な目的。見出しの階層を見直したり、ナビゲーション部分<p>メニュー1・メニュー2</p>のような見た目が一行に収まった方が良いアンカー横並びを、リストとしてマークアップし直し。要する、合理的、かつシンプルにするということ。ドリームウィーバーのテンプレートとスタイルシートで修正の効くものだけ。
検索に突然かかり始めました。先週辺りまで、60ページほどだったグーグルによるサイト内検索「おやこニュース」は、450ページほどに増えました。「naminchichi」をキーワードにすると770ページほど。アンテナに更新情報を拾ってもらえないのは相変わらずですが。グーグルにキャッチされるようになり、一日当たりのページビューが増えました。ほぼ全ページに対して、ページビューのカウントをしていますが、一日当たり、300-400ページほど。トップページでは20-30名ほどのアクセスがあります。
閲覧者が多いことは、私にとって良いことです。出来るだけ大勢の人に見ていただきたいから公開しているわけで、閲覧者が多いと自覚することで、モチベーションが上がります。一方で、それに割くための体力と時間は限られます。より深刻な問題は、ネタと表現力ですが、それはそこそこ。ご覧の通りです。
アクセスログを見ていて、どこかからリンクされているのに気がついた。リンクは大歓迎だが、そのページを見ると、トップページとおぼしきページに「パソコンの部屋」というアンカーがあり、それをクリックすると、「Dreamweaverの使い方、について」つまり、このサイト内のあるページがほとんどそのまま使われている。(内容が更新され、当該ページの転載が削除されたため、リンクを外しました:2005-06-28)オリジナルページのbody部分がそっくりそのまま、といってもタグが全て大文字に置き換えられて、コピーされている。アンカーのリンク先などもそのままなので、多くのリンクが切れている。アクセス解析もコピーしているため、そのページを閲覧すると、私のアクセス解析がカウントする。head要素は端折られており、タイトルは「無題ドキュメント」である。スタイルシートのリンクも省かれているので、ブラウザデフォルトの表示であるが、その方が見易いかも。コピーライト表示までそのまま。
パクリ、若しくは転載ということになるのだろう。作者の文書が全く含まれていなから、「引用」とは言えない。しかし、意図が分からない。なんだか、非常に無意味な感じである。私なら、外部リンクで済ませるだろう。あるいは、ローカルに保存しておいても良いし。なにも、そのままWWWに載せる必要は無いように思う。パソコンの部屋という文字列が、どうして「ドリームウィーバーの使い方」のイントロ部分に関連づけられるのか?何か、意味があるのかな?
どうしたものか。とりあえず、私の所のリンクと引用についての一節を参照してみる。
- おやこニュースに対するリンクはご自由にどうぞ。
- リンクは全てのページに対して自由におこなっていただいて結構です。
- ページはなるべく細かく分割しています。また、多くの見出しにid属性、name属性つきのアンカーが仕込んでありますので、フラグメント識別子としてご利用下さい。
- おやこニュースの記事を引用する場合、可能であれば、出典を示して下さい。
- 画像を引用する場合、おやこニュースから直接リンクしていただいた方が嬉しいです。
- 各人の常識に則って処理して下さい。
そういえば、別段、パクるなとは書いていない。
こういったときに頼るjintrickさんのところ。
Personnel内の全てのファイルは、インターネット利用者の誰もが自由に利用できるよう、公開されています。従って、ありとあらゆるリソースからの、ありとあらゆる形のリンクを歓迎します。
真似されて困るようなものはWWW上に置いていません。
一方、たまたまこの話題を扱っていた、徳保さんの「転載条件、他」では、
リンクよりも転載・改変を勧めます。
として、以下の条件を提示している。
- 転載・改変されたリソースは転載・改変者の著作物として扱うこと。
- 転載・改変されたリソースにより生じた問題については、転載・改変者が責任を負うこと。管理人は自ら管理するサイト内のリソースだけに責任を負います。
- 転載・改変されたリソースの再転載・再改変を承認または黙認すること。
徳穂さんは、潔いというか、徹底している。パクってもよいから、パクった本人が責任を持ちなさい、ということだ。また、パクるなら、パクらレることも覚悟せよと、この転載条件は相当に高いハードルと感じる。
転載される立場になって、感じたこと。
私自身は、閲覧者に有意義な情報を分かりやすく提示する手段として、リンクや引用を駆使し、また、なるべく適切にマークアップして、引用の意図やら、原作者に対する敬意を明示したいと思っている。しかしながら、他人(とくに、マークアップに興味をもたない人たちに)の引用や転載について、いちいちアドバイスしたり、苦情を申し入れたりしない。今回のケースも、悪意があってやっている訳ではないとおもう。理由は分からないが、私のページを余程気に入って下さったと言うことだろうし、いまのところ、私自身に実害もない。メールなどで、改善を申し入れれば、対応してもらえそうな気はする。しかし、無知に基づいてやってしまったことに対して、いちいち正しいやり方を教授して廻るほどお節介でも暇でないし、端からパクる積もりでいるなら、改めて抗議を申し入れるのも面倒だ。今回は、たまたま私が気がついたが、気付かなければ対処しようもない。
上記「おやこニュースリンクと引用について」に書いてあるとおり。各人の常識に従って処理して
いただくということにするのが、一番簡単。使いたければどうぞ。気に入って下さったんだと自己満足に浸り、場合によっては、こうして、自分の所の話のネタにする、ということで折り合いを付けることにする。
これも、徳保さん経由。良くも、こういうネタを見つけるものだと感心するのですが、これについては他にも言及していらっしゃる方が多数。
マナーとか、ルールなんて普遍的なものではないのです。誰かが決めるのです。ウエブページでは、適切にマークアップすることがルールであり、マナーです。閲覧者に守らせようとする意図で書かれたありとあらゆる注意書きの類は、閲覧者に対して無礼であり、マナー違反と私は思います。原理主義的と受け取られるかもしれないが、これは自分自身にとって、少ない負担で目的を達する手段として、最も現実的な解決法です。つまり、全て閲覧者に任せるということ。
お気に入りに入れたり、ブックマークするのはやめてください
っていうのは、刺激的、というか、なんというか。要するに、「トップページからお入り下さい」という、良くある注意書きを遠回しに表現しているのだと思うけど。
他人の行動をコントロールすることは出来ません。当たり前のことです。出しておきながら「見ないで下さい」といっても通用しないのです。あらゆる注意書きは無意味だ、ということをネット参加者のマナーやらルールの中に加えればそれで十分と思います。パスワード制限を掛けた当該管理人の行為は、馬鹿げているとは思うが、無意味な注意書きで閲覧者を威嚇するよりは遙にマシな選択肢だと思う。