新しくパソコンの購入を検討している。intelCPU搭載のiMacを考慮中。うーん。
過去、何度も不調に陥っているパワーブック。昨年辺り、そろそろやばいという話をしたときに、女房が、仕事でどうしても必要なものだし、そのために幾らかへそくりがある、という。残念ながら、パワーブックを買うには足りないが、心遣いに大いに感謝。「仕事で使うパソコンは仕事で稼いで買う」と宣言し、そのへそくりはそのままになっていたはず。増えてなかったが、iMacなら何とか手が届きそうである。現在、iPodとマック本体のセットでキャッシュバックのキャンペーン中。チャンスかもしれない。長女の中学進学祝いにiPod nanoを検討中なのだ。
iMac17インチモデルなら予算内で収まりそうである。モニタサイズとスピードなら20インチモデルだろうが、5万円ほど高めで予算からはみ出る。金額の差を何とか工面しなくてはならない。月々の小遣いを減らして、分割払いで家計に返そうか。先達て、デジカメを買ったばかりだし。
取りあえず、女房に相談すると「5万円の差なら良い方を選んだら」と、こともなげに言う。問題は、それを今購入することの是非なのだ。それなりに最新OSで稼働しているPowerMacと二台並べて有効活用が可能かどうか。あと二年は使い続けると宣言してCPUアップグレードに踏み切ってからまだ一年ちょっとしか経過していない。そして、タイミングの問題。intelMacは出始めである。今後の展開は読みがたい。
自宅の居間に鎮座して、PowerMacはよく働いている。ウエブサイト作製に加えて、携帯電話を持たない我が家では、メールの送受信をマックが受け持つ。一日でも使えない日があると女房は困るだろう。それ以外にも、様々な情報検索や、通販、デジカメ画像の保存と閲覧、音楽鑑賞と、パソコンの重要性は増している。CPUアップグレードを経て、使えているけれども、例えばiTunesで音楽をならしながら他の操作を加えると音が途切れる。目一杯なのだ。デジカメによる画像の整理を本格的に行うにも、iPhotoを動かすには少々荷が重い。
うーん。こういうことを書くのも、気持ちを整理して、冷静な判断をしようと思うから。だいたい、買って何の役に立つのか?
以前、OSXを導入したときに互換性で少々苦労した。殊に、当初OSXを導入したPowerBookのクラシック環境が英語版だったことが話をややこしくした。また、多くのドライバの類が「取りあえず作動するけど、いろいろな機能は諦めてください。無いよりマシでしょ」レベルだった。更に遡って、68KからPowerPCへの移行の時は、私自身がPowerPCを手に入れるのに時間が掛かったために互換性で悩むことはあまりなかったように思う。随分昔のことなので記憶が定かではない。68Kエミュレータにせよ、クラシック環境にせよ、なかなか良くできていた。
現在、仕事で使う特殊なソフトを除いて、クラシック環境を立ち上げることは無い。移行におおむね2年ほど掛かったという印象である。CPUの切り替えにともない、同じバージョンのOSXに二種類ある状況だ。PPCとintelバージョンは別物であり、ソフトウエアアップデートも別々。インストールディスクも互換性がないらしい。ソフトウエアやハードウエアのドライバなどのintelMacへの対応状況は、Nativeあるいはユニバーサルバイナリとしてintel用に作り直してあるものに加えて、OSにロゼッタという翻訳ソフトが用意されており、上手く翻訳できるものはそのままintelMacで動作するということ。但し、ロゼッタは万能ではなく、全く動作しないものもある。互換性に関する情報がいくつかのサイトにまとめられている。
以下、私に関係するものをまとめておく。
とりあえず動くらしいものは省略
そういえば、ミノルタはフィルムスキャナからも撤退していた。参ったな。2005-11-08付けで最新版ドライバが出ているのだが、
OSX10.4に対応ということである。intelMac対応に関しては、何もアナウンスされていない。