このページのもくじ

  1. iPod新型
  2. 音楽CDもどきについて
  3. 水冷のG5も結構だが、、、
  4. 個人情報を如何に扱うか
  5. ライブドアのOpera登場?

何か欲しいものがありますか?いろいろ書きますが、まず、先立つもの(お金)がない、と断っておきます。

iPod新型

第四世代のiPodが登場とのこと。iPod miniに先だって、幾分小さくなったことよりも、バッテリ駆動時間が大幅に伸びたのが大きい。あぁ、良いなぁと思う。臨時収入があったら手に入れたい。ちょうど、自宅のCDプレイヤーが不調で、更新を考慮中。そして、CDのディスクそのものも、こども達が扱うには少々困難が伴う。これらをiPodのようなハードディスクプレイヤーに置き換えるというのは悪くない選択だろう。アクティブスピーカーと組み合わせて、CDプレイヤーの代わりになるかもしれない。そのうちに、据え置き型を前提とした製品が登場するかも。マックにiTunesで事足りる、と云えばそうなのだが、こども達が使うことを考えると、音楽再生専用機の意義はある。但し、それがiPodで事足りるか、と云うと、文字を読み取る必要があることや、操作が複雑そうなことなど、私の用途には十分でないだろう。

音楽用CDもどきについて

一方、音楽ソフトの側を考える。聞くための装置がしっかりすると、新しいCDを買う気が起こるに違いない。こども達が、私の古いCDライブラリを、いろいろつつき始めている。かなり厳選され、上質なライブラリだと思っている。最近買ったCDシングルには、CompactDiscのマークが入っていなかった。コンピュータでは再生できないと、注意書きがある(が、実際はマック+iTunesで再生可能)。規格が異なる、音楽用CDとは似て非なるものというわけだ。このような事態に至った理由は、一つには、CDのコピーが横行し、ソフトの売り上げに影響していること、もう一つは多分、音楽CDプレーヤーの需要を確保するためなのだろう。

私はレンタルCDを利用しない。嘗てははレンタルショップを利用してカセットテープにコピーしたことはあるが、気に入ったものはCDを購入した。音楽はお金を払って楽しむもの、そして、そのお金は、著作権者に印税として支払われるべきものと思っている。レンタル屋や、太陽誘電に儲けさせるより音楽業界全体が繁栄することが、結局ユーザーの利益につながる。問題は、音楽を提供する側が、ユーザーをまるで信用していないこと。さらに、ユーザーを育てる努力を怠っていること。そして、上質の音楽を社会に供給すると云う、彼らの社会的使命に十分答えようとしていないように見えることである。

先日、CD屋で、花*花の古いアルバムを手にとって、値段を見て棚に戻した。せめて2500円なら、買っただろうとおもう。CDは高すぎる。3500円も払って、ちょっと聴いてみようかと云う気にはならない。私は音楽CDを手に入れたら、コピーを作ることがある。別に、他人に配ろうと云うのではない。こども達がいじると傷ついたり、汚れたりするのでコピーを作っておきたい。車の中で聴く時も便利である。個人が楽しむためのコピーまで、制限はされていなかったと思う。コピー不可のCDもどきを従来の音楽CDと同じ値段で売る姿勢には大いに疑問を感じる。コピー不可なら、最初からバックアップ用のコピーをつけて二枚組で売ったらよい。バックアップはのっぺらぼうでも、構わない。いくら、コピーガードを工夫したところで、抜け穴は見つかるだろう。著作権にお金を払う意志を持っている従来からの顧客のみが不利益を被っている実情を、彼らはどのようの捉えているのだろう。

水冷のG5も結構だが、、、

iPodの好調さがアップルの売り上げに大きく寄与しているとのこと。今後現れるであろうライバルとの競争に勝ち抜いて欲しいと思うが、焦点は、価格とiTuneだろうと思う。例えば、ウインドウズが将来エクスプローラの機能の一部(つまりは、OSと切り離せないもの)として、音楽管理ソフトを組み込んで、抱き合わせ販売をやって、さらに再生装置の価格競争を始めれば、アップルに勝ち目はないだろう。ユーザーがソフトの機能や互換性を余り気にしないと云うことは、既に様々な現場で実証済みだ。私にはそのようなことは余り関係ないのだが、アップルの経営が傾くと困る。

自宅のG4/400のCPUの能力は限界ぎりぎりと感じているが、更新計画はまるで具体化していないのは、予算の問題以上に適当な候補機種が見あたらないからである。

iMacが本格的なモデルチェンジの予定とのこと。現行の首振りまんじゅうタイプは、メンテナンス性も悪そうだし、結局アイディア倒れということだ。せめて、本体を四角くして、上にちょっとしたものを置けるようにするべきだった。スペース効率はデスク上でもっとも配慮されるべき部分である。噂では、新iMacはG5プロセッサ搭載とのこと。値段次第で更新機種の候補になるかもしれない。出来れば、現有のモニタを使い回したい、と思っている。今更OS9で起動が出来るG4でもないし、G5はでかすぎ、高すぎ。水冷のG5も結構だが、かつてのG4Cubeサイズで、かつお値段手頃のCPUの登場を期待している。

ところで、CDプレイヤーを新調する予算は、洗濯機を買ったときのミドリ電気のポイント。iPodはマックとウインドウズに、と云うことだが、普通の電気店で扱っているのかな?

個人情報を如何にに扱うのか

航空機の予約をネット経由でおこなうとき、当然のように、住所、氏名、年齢等の個人情報を航空会社に提供する。その扱いに関する注意書きをみて、感じたことを書く。

個人情報の保護(日本航空)

ウエブサイトトップページの一番下に、「個人情報の保護」というリンクがある。以下、その一部を抜粋し要約する。まず、最初の注意書きは、朱書きされている。

当社の運営するウェブサイトをご利用いただくお客様の個人情報を重要なものと認識し、 その取扱いにつきましては細心の注意を払っています。

として、以下、箇条書きに並べてある。

1番目:個人情報の保護、管理について
  • 適切な管理を行う
  • 外部への流出の防止のために最大限の注意
  • 個人情報の取扱いを外部に委託することがあります
  • 委託先はグループ会社または個人情報を適切に取り扱っていると認められる委託先を選定し、(中略)適切な管理を実施させています。
委託先の具体名はどこにも書かれていない。信用してください、と云うなら委託先を公開するべきだろう。漠然とした、管理方法のみ。適切、かつ最大限の注意を信用して欲しいなら、具体的な方策を書くべきだと思う。
2番目: 個人情報の提供をお願いする場合とその利用について
  • 当社ウェブサイトにおけるサービスを確実に遂行する
  • 当社からお客様に当社販売促進に関わる情報をお届けする
  • 何らかの理由でお客様に連絡をとる必要が生じたとき
3番目:個人情報の参照・変更・削除
当社が管理している情報の参照・変更・削除につきましては、お客様ご本人から直接下記窓口にお申し出いただければ、 合理的な範囲で速やかに対応いたします
4番目:個人情報の提供・開示について
いかなる第三者にも提供または開示いたしません
「いかなる」の例外
  1. 航空券、商品の購入等で決済が必要な場合
  2. 業務委託先などに対し、当社が委託したサービス以外に個人情報を利用することがないよう、あらかじめ契約を結んでいる場合
  3. お客様の同意がある場合
  4. 法令等にもとづき要請された場合
例外1・2は、サービスの性格上、やむを得ないのだろう。例外3は、少なくとも個人情報を書き込ませる前の段階で、同意を求めるステップがあるのかもしれないが、記憶にない。例外4、具体的な法令名を示すべきではないか。犯罪捜査へ協力ということなのか。
5番目、リンク先における個人情報について
(サイト外のリンクを前提としたはなし。リンク先のセキュリティは保証しない件)
6番目、 データの保護について
データのやり取りに関する暗号化の話

うーむ、こんなものか。一番気になる、どのように保管されるのか、が、いい加減。適切かつ合理的なレベルの安全対策を実施と云っているのだが。どうしたものか。一方、データの提供・開示の例外も気になる。

全日空の場合

全日空ではどうなっているだろう。以下、プライバシーポリシーのページから気になる部分を拾った。

いきなり出てくるのが、以下の一節。

当ウェブサイトをご利用いただいたお客様は、このプライバシーポリシーの内容を十分ご理解いただきご同意いただいたものと見做します。当社はこのプライバシーポリシーをいつでも変更することができるものとし、お客様は現行のプライバシーポリシーにご同意いただいたものとさせていただきます。

現実に、サイトを利用する人のほとんどはプライバシーポリシーの内容を理解していないと思われる。なんだか、だまし討ちみたいな印象を受ける。また、合意した内容が、向こうの都合で勝手に変更になっても、それ以前の合意が有効と高らかに謳うのはいかがなものか。

それ以外に日本航空サイトと違っているところを拾う。

個人情報のセキュリティ
お客様の情報が送信される際のセキュリティのためにSSL(Secure Sockets Layer)プロトコルなどの暗号技術を使用しております。(中略)しかしながら、インターネット上で100%完全なセキュリティを保つことは可能ではありませんので、当社とのコミュニケーションにおいてプライバシーを完全に保証することはいたしかねます。お客様の個人情報はお客様ご自身の責任においてご提供ください
個人情報の使用
当ウェブサイトから収集したお客様の個人情報は、第三者に開示、提供、販売、共有したりすることはありません。
ただし、ANAグループ会社(ANAが直接または間接に出資する企業)に対し、ANAグループ会社がお客様に提供するサービスに利用するために提供する場合がありますし、ANAグループ以外の会社に対しても、以下の場合に以下の範囲において情報を提供し、利用する場合があります。
  • 航空券の購入等で決済が必要な場合(略)
  • 他社の販売促進目的の広告を他社に代わってお客様にお送りする場合(当該他社に対してお客様の氏名住所を開示、譲渡することはありません。このような広告のお受け取りを希望されない場合は会員専用機能の「基本情報の登録・変更」メニュー、「電子メールアドレス」の項目からお手続きをお願い致します。後略)
  • お客様のご同意がある場合
  • 法令等にもとづき要請された場合
お子様のプライバシー保護に関して
当社ではお子様のプライバシー保護を最重要課題としています。従ってウェブサイト上で13歳未満のユーザーに特定して情報を故意に収集、維持することはいたしません。

というわけで、ANAのポリシーを読む限り、インターネット上で100%完全なセキュリティを保つことは可能ではありません、に始まって、素人のユーザーにとって、何を信じて利用したらいいのか分からない気分になる。もらった個人情報をどう使われても文句を云うな、と云う規約に思える。

できれば、「現在考え得るもっとも信頼できる方法を使って、情報を集めています」とか、「不要になった個人情報は、直ちに完全に削除します」、とか、書いてくれると良いのにと思う。次々と顧客情報が漏洩し、それが企業のイメージダウンにつながっている現状を考えると、企業は顧客と自らを守るために、こういった言い訳を並べるより、不必要な個人情報をプールしないと云う姿勢を明示することが必要ではないか。

最後に出てきた、お子様の、云々。具体的に何をどうするつもりなのか、さっぱり分からない。子ども向けページの話をしているのかも。

ライブドアのOpera登場?

いろいろと、揉め事があったらしいライブドアのOpera販売がようやく動き出しそうです。発売日は、ダウンロード版が7月30日、パッケージ版が8月27日とのこと。但し、これはいずれも、Opera7.5for Windowsのはなし。

Mac OS X版は、パブリックβ版として2004年7月30日に公開、サポート付きの有料版の発売は未定とのこと。これらの詳しい情報は、Livedoor Operaのホームページを参照のこと。

製品版と思い、ダウンロードしたOpera7.5 for Mac OSXだが、なぜか扱いがPublic betaとなっている。私の興味は、広告が外せるのかどうか。Opera6に対して支払ったライセンス料金の扱いは、どうでも良いというか、要するに、Opera7.5を広告なしで使えれば、それでよいのだが。今のところ、Public beta版のOpera7.5のダウンロードが始まっていないようなので、現在手に入れている広告入りバージョンと、同じものかどうかは不明。広告の扱いがどうなるのかも不明。

というわけです。暑いなぁ。