運動会二連発、まずは小学校

このページは本来しつけ、教育は話題の外のつもりでおりますけれど、ネタがない、と言うことで、今回は運動会を扱います都合上、思わず、教育論に話が及ぶやもしれません。特例と言うことでご容赦いただきたい。

秋は運動会のシーズン、我が家でも小学校(10月1日)と幼稚園(10月7日)と、運動会が二週連続であった。かあさんは出産直後と言うことで運動会には参加せず、自宅でベイビと留守番。 今回の参加予定者は、とうさん、ナミンチ、ヨウカラ、エリポンの三姉妹、北海道のばあちゃんに川西のじいちゃん・ばあちゃん、かあさんの姉のキミちゃんとその娘ミキが集まる予定である。 運動会の翌日に北海道に帰る予定のばあちゃんが、前の晩からいなり寿司や、唐揚げ、フルーツサラダなどの弁当の準備をする。当日は川西のじいちゃんばあちゃんも弁当を用意して来てくれることになっているが、弁当作りの打ち合わせをしていないのが少々不安である。さらには天気予報が余り良くないのも気になる点。 川西のじいちゃんは、応援場所取りをアドバイスしてくれたのだが、生来押しの弱いとうさんは、この場所取りが少々苦手。しかし、現実問題、じいちゃんばあちゃん併せて三人、更に子供たち3人、それからキミ姉さんたちも含め、えーっと、9人集まることを考えると場所は確保しておかざるを得ないだろう。 当日朝、ナミンチが小学校に登校するときに、とうさんが敷物を持って一緒に行って、その場で場所を取ることにする。ナミンチは前日から緊張ぎみ。実は、随分前から、家でお遊戯の練習をしたり、新しい靴が欲しいと言い出したり、緊張を表に出すタイプなのである。

黙々と歩く二人

ナミンチはお友達のユメちゃんと学校へ向かう。とうさんはカメラと敷物を持って追いかける。ユメちゃんとはとても仲良しだけれど、二人はいつも無口で黙々と歩く。それが二人のスタイルで、それは傍から見ると妙な関係です。突然二人が、近道をすると言って右に曲がった。しばらく歩いて左に曲がり、公園に突き当たってもう一度左に曲がる。結局元の道に戻ったので、遠回りになったはずなだが????、二人はそれで楽しいらしい。

小学校に着いて、ナミンチがユメちゃんと教室の方に向かってゆくと、とうさんは校庭に向かい。ナミンチの出場種目の会場見取り図と、ナミンチの説明から、一番都合の良さそうな場所を予想して青いビニルシートを敷く。すでに二列目あたりまでの場所は埋まっており、三列目前後をキープ。当日朝は結構風があり、シートが飛ばないように、石ころを探してきてシートの上に置く。そうこうしているうちに父兄の方が増えてきた。ゆっくりしてはいられない。一旦家に戻ると、川西のじいちゃん・ばあちゃんはお弁当の風呂敷包みを持ってすでに到着しており、エリポン、ヨウカラの支度が出来るのを待って出かけることにする。かなりの大荷物で、ほとんどが弁当である。弁当こんなにいっぱい喰い切れるのかな?まあ絶対無理だろうな。 途中からキミちゃんたちがおいしい太巻きを持って現れ、お弁当時間は益々華やかになった。

ちょっと簡単すぎないか?

一同小学校に到着し、件の敷物に車座になる。運動会は校長の挨拶と全校児童でのラジオ体操で始まった。 当日明け方までの雨はすっかり上がり、当日は抜けるような青空、少し風があったが運動会日和である。ナミンチの出場種目は、おじゃるでござる(遊戯)、折り返しリレーと、地域老人との玉入れである。さすがは小学校だけあって、大会の運営は上級生が手伝っている。一年生のお遊戯は、おじゃる丸の終わりのテーマ曲(ま〜ろをとりこにする、ソナタがにくい〜〜♪♪)に乗ってぼんぼんを持って踊る。波子は家に帰ってから風呂の中などで熱心に練習していた。とうさんは、ナミンチが登場するたびにカメラを持って、場内を駆けずり回っていたので、娘の姿はいつも望遠レンズ越し、気が付いてみると、お遊戯や競技は終わり、ピントのあった写真が二三枚はあるかなー、でも果たして、ナミンチは何等賞だったのか。

印象の薄い、運動会だった。昨年は、幼稚園の年長で、幼稚園の中では最高学年だったわけで、それが、今年は最低学年。去年の幼稚園の運動会の方がかなり高度なことをやっていたような気がするのは気のせいか、、、、ナミンチに尋ねる、運動会面白かったかい?「まあね、でも、幼稚園の運動会の方が面白かった」とのことでした。はっきり申し上げて、一年生は可哀想、あまりに程度が低くて、、、、、もう少し、緊張感を持たせた方がいい。子供たちは、色々な能力を持っているのに、、、 天気が良かったために、とうさんはひどく陽に焼けてしまった。全てが終わり、みんなは荷物を持って先に帰り、とうさんはナミンチの教室の前で、掃除と終わりの会が済むのを待って、ナミンチと二人で家に帰ったのだった。 せっかくビデオを持って行ったのだが、撮り方の判る人がいなかったのでほとんど役に立たず、留守番になったかあさんには申し訳なかった。 その日はベイビのお七夜を神戸牛のすき焼きで祝った。ナミンチご苦労様。みなさん、応援ありがとう。