西宮に引っ越してきて以来、通勤にバイクを使っています。

650ccの古いバイク

新しい古いバイク

天気が良くない日のフル装備

ある日のフル装備

免許を取ったのは大学生の頃です。結婚したあとしばらくバイクから離れていました。所沢では職場と家がすぐ近くで、通勤手段について気にする必要はありませんでした。西宮では職場まではバイクで片道10分の道程で、育児と仕事の両立にバイク通勤は大きな役割を果たしました。一昨年から職場変わって遠くなりました。バイクでおおよそ30分ほどで、食事や風呂のために一旦帰宅することは出来なくなりましたが、依然としてバイクで通勤しています。バイク通勤は通勤時間の大幅な短縮と、通勤費用の節約に貢献しています。通勤距離が伸びて、交通量の多いバイパスを走ることになったので、昨年二輪免許を取り直して、それまでの250ccから650ccに乗り換えました。新しい650ccは二十年以上前に作られたバイクで、中古品ですので値段は安かったのですが、バイクが一番良く売れていた時期にコストを掛けて作られた上等なものです。乗り心地も素晴らしく、乗り換えて以来通勤の楽しみが増えた気分です。

さて、バイクを安全に乗るために、いくつか心得ていることはありますが、残念ながらどれも決定的なものではありません。バイクは基本的に危険な乗り物なのです。きちんと整備されたバイクで、なるべく慣れた道を余裕を持って走ることは重要です。余裕を持って走るという意味で、バイクの排気量が大きくなって以前よりずっと楽に走れるようになりました。周りの交通をよく観察することも大切です。これらはアクティブセーフと呼ばれるものです。あと、それなりの装備を整えることはパッシブセーフを考える上で重要です。ヘルメットはもちろんのこと、つま先に至るまで、バイク専用の服装で固めます。特に今は冬ですし、防寒対策は安全に直結します。職場で着替える前に、その日の装備を並べてみました。ブーツにオーバーパンツ、ジャケットにウエストバッグ、手袋にネックウォーマー、そしてヘルメット。ジャケットはダウンの内張が付いており、両肩と肘にはパッドが入っています。防寒用のベストも中に着ています。これはもしかすると雨が降るかもしれない時の装備で、天気が良い時には牛革のジャケットとパンツという出で立ちになります。こういった装備には結構お金が掛かるわけですが、通勤ライダーとしては安全に対する可能な限りの投資をするわけです。


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