コロもようやく三歳。もうりっぱな大人の柴犬です。
おっ、このインコどうすりゃ良いの？
熟睡中。踏まないで。
コロは万事に控え目なイヌです。よほどのことがない限り吠えませんし、普段はソファの裏側に潜り込んで寝ているか（ソファの裏側は最も安眠を邪魔されにくい場所です）家の中の一番涼しい場所でごろごろしています。タイル張りの玄関は風通しは良くありませんが、ひんやりとしています。風通しの良さで選ぶなら階段です。
踊り場でうつらうつらしていたら、背中にインコが乗っかってきました。インコが自分からイヌに乗ってくることはありません。ぼんやりしているコハクを捕まえてタンタンがいたずらしたのです。インコとイヌがお互いにびっくりして身動きできなくなっているところを写真に撮りました。（タンタンがコロの首輪を抑えています。）
一番風通しの良い階段の曲がり角はちょうど踏み板が三角形になっていて、コロが寝そべるにはちょうど良いサイズと形です。まるでコロの昼寝のために用意されたような空間です。但し、ここは慌てて駆け下りる人間に踏みつぶされそうになります。結構危なくて、おちおち寝ていられません。「イヌに注意」の張り紙が必要です。但し今のところ、コロを踏んづけた人は居ません。
コロは夕方近くなると玄関で待ち伏せ。トウサンが帰ってきたら飛びかかってきます。何が起きたかと思うのですが、見ると尻尾を振っています。実は、先日来、コロにお座りの練習をさせていました。指を一本立てるのがお座りの合図です。上手く坐ったら煮干しが一匹当たります。コロは煮干し目当てにトウサンの帰りを待ちわびているのです。そして、姿を見るや飛びかかり、尻尾を振りながら「お座りの合図」をせがむわけです。お座りの練習の本当の目的は、散歩に出掛けたとき、信号待ちなどできちんとお座りをして待てるようにトレーニングすることなのですが、外に出るともう忘れてしまっています。反復練習あるのみですが、エサをただで取られているような気もします。