ダイアリ:いっしゅんの一コマ@おやこニュース
しばらくご無沙汰している間に、ここら辺りの小中学校は夏休みに突入しました。
今年度は、インフルエンザの休校があり、高校では夏期休業の予定が一週間ずれたようです。ナミは明け切らぬ梅雨空に悩まされながらも毎日自転車を漕いで汗だくになっています。
タンタンは毎日のように近くの公園に出掛けています。午前中のうちに宿題などを終わらせて、公園でやることは決まっています。セミの幼虫を探すのです。今年は何だか例年よりセミが大人しいような気がします。この辺で良く啼いているのはクマゼミで、時々アブラゼミを見かけます。もう少し季節が秋に近づくと、ニイニイゼミやツクツクホウシも現れるでしょう。
タンタンは夕方近くなると、公園でセミの幼虫を見つけてきて、それを居間のカーテンに留まらせました。しばらくするとセミは脱皮を始めました。将来の夢は動物カメラマンというタンタンは、デジタルカメラで写真を撮りました。幸運なことに、こいつはまだタンタンが起きているうちに脱皮を完了してくれました。翌朝見ると、セミの羽根は完全に乾いて、いつでも飛び立てるような状況になっていました。タンタンはセミを外に逃がしてやりました。
この観察方法としてはなかなか良いアイディアと思うのですが、お姉ちゃん達からは不評を買っています。何時飛び立つか分からないセミを家の中で羽化させるのは止めてくれということです。セミの幼虫の背中が割れて、中からまだ透き通ったセミの成虫が出てくる姿は、ちょっといろいろなものを連想させて、それもまた評判が悪い原因のひとつです。家の中でセミを羽化させたのはこの時一度きりで、タンタンはセミを捕まえて家の前の植木に留まらせ羽化まで観察する方法を思いつきました。今年の夏休みは、毎日のようにセミの羽化を観察しています。