我が家にはインコが4羽おります。セキセイインコはオーストラリア原産です。

インコたち

オス三羽

コハク

人を怖がらないコハク

4羽のうち二羽は我が家で産まれました。三羽の姉弟から一羽が里子に出されました。お友達の家に貰われていったインコは雌で、キョロという名前を貰って幸せに暮らしているようです。我が家に残った二羽はともに男の子でした。2年前の話です。その後おかあさんが死んでしまって、おとうさんと息子二人が残され、新しくお嫁さんを迎えて、今おとうさんと息子達、お嫁さんの4羽です。

お嫁さんは名前をピイコといいます。実はセキセイインコは雛の間は雄雌の区別が付きません。お嫁さんのつもりで名前を付けて連れてきたのですが、オスという可能性もあるわけです。この手の希望は叶わないことが多いようですが、ピイコは運良くメスでしたので、巣箱を入れればきっと産卵して雛が生まれると思います。しかし、躊躇しています。もうインコは4羽で十分というのがカアサンの意向です。というのは、セキセイインコというのはかなり騒々しい生き物なのです。日の出とともに賑やかに騒ぎ始めます。カナリアのような美しい声や、スズメのような慎ましい声ではありません。ジィジィ、ギャァギャァとそれはもう、うるさいのです。特に、オスは鳴き声が大きいようです。さすがは南半球の砂漠育ちです。

ひとコマ目は左からアリス、エイミ、コハクが仲良く並んでいるところ。アリスがおとうさん。エイミとコハクが兄弟です。スカイブルーのアリスとエイミに対して、コハクは死んでしまったおかあさんのハクトそっくりなコバルトブルーです。息子達の姿はどちらかというと母親のハクトに似ています。それぞれに個性的で、大変面白いのです。特にコハクはおでこの羽毛が逆立っているのです。よく見ると、おとうさんのアリスも少しだけ逆立った毛があります。

すっかり野生を取り戻したエイミ、人間をまるで怖がらないコハク、時々思い出したように肩に乗ってくるアリス。そういえばお嫁さんの画像がありませんが、ピイコは太りすぎで普段は別のカゴで食事制限を受けているのです。小柄なコハクの倍くらいあります。体重のせいか、飛ぶのが下手くそで、すぐに追い詰められて捕まってしまいます。飛んでいるのは最初のうちだけで、すぐに高度が下がり始めて、すぐに人間の手の届くところに来てしまうのです。

コロは無口ですし、金魚とメダカも声を立てません。インコたちは、騒々しすぎて近所迷惑を気にしなくてはなりません。まぁ、我が家で一番うるさいのはインコたちではありませんけれど。


aboutus/diary/D09/D032209