ちょっと久しぶりでした。その間に、我が家にサンタクロースが寄り道していきました。

二人で

お姉ちゃんのプレーを見る

三人で

プレーを見るのも楽しいらしい

サンタクロースはトウサンのところに立ち寄って、携帯ゲーム機、DSiを置いていきました。あれま。ついでに、タンタンのところに「スーパーマリオブラザーズ」というゲームソフトのカセットを忘れていきました。とりあえず、タンタンは念願のDSを使える環境が整ったわけです。

元々、私がビデオゲームに興味がありません。シナリオライターとエンジニアが作ったプログラムの上で踊らされる様なところが嫌です。様々なストーリーが、ゲーム機の十字ボタンと他の幾つかの指先操作に置き換わるところが気に入りません。しかし、かつて私が子どもだった頃にいろいろなものに興味をもっていたように、子どもたちが近頃の遊びに興味をもつこと自体は理解できるつもりです。とにかく「携帯」ゲーム機が宜しくないのです。我が家がまだ新婚だった頃に住んでいた団地の玄関先には、携帯ゲーム機に熱中する子どもたちがたむろしていて、私はそれが嫌でした。今でも時々、電車のホームを携帯ゲームでプレイしながら歩いている子どもを見かけることがあります。危ないったらありゃしない。

タンタンは、欲しがっていましたが買ってもらえないことも知っていて、結局もっている友だちの家に遊びに行くわけです。そして順番待ちをして,貸してもらうわけです。

あとは、家に帰ったらパソコンのゲームをしたり、YouTubeにあるスーパーマリオ攻略の動画を楽しむわけです。ゲーム機が手元になくても熱中できます。バーチャルの世界であるゲームをバーチャルで楽しむという、これは私から見ると異常です。他のことに興味を持てなくなっています。これはもう、毒をもって毒を制す方が現実的かも知れないと思い、サンタクロースに相談することにしました。パソコンの場合、居間に置いてありますし、なかなかコントロールが難しいわけです。一方で、DSのような携帯ゲーム機の場合は、使わないときは隠しておけますし、ソフトウエアが必要ですし、充電器を外すと二時間ほどで終わってしまう。きちんとルールを決めて使わせれば、むしろコントロールしやすいと判断しました。

キーポイントは本体はおとうさんのものという点。必要に応じて貸し出し。今は冬休みですので、午前中にいろいろなことを終わらせて、午後から二時間やっても良いというルールです。午前中の様子を見ていると、とにかくヒマそうです。早く約束の一時にならないかと、時計ばかり見ています。しかし、決して妥協しません。こうして,タンタンはDSを使うことが出来るようになりました。実は姉たちも興味があり、タンタンの二時間のプレータイムが終了後、姉たちが遊び始めました。自分の時間が終わったタンタンは、エリのプレーをじっとのぞき込んで,アドバイスを送っていました。こんなに仲良さそうな二人を見るのは久しぶりです。その後、DSは家庭科の宿題で料理をしていた次女を飛び越えて、ナミの手へ。妹、弟が追いかけてきて、これまた姉弟仲良くDSプレイ中。結局、タンタンは何時間DSとともに過ごしていたんでしょうか。

私もちょっとためしてみましたが、ぜんぜんダメ。スタート地点からほとんど進まずに、キノコにやられてしまいました。ナミもエリもやればそれなりに出来るところが今の子どもたちです。良いじゃありませんか。


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