先日、中学校の授業参観で一年生の家庭科の授業を見ました。小学校で習ったことをひとり一つずつ報告していました。

エリの机回り

手芸に取り組む

出来上がりつつある作品

クリスマスツリーとソックス

エプロンの作り方、という発言があって、教師は少し授業を止めて「玉留めを出来る人」と挙手させました。これは小学校5年生の家庭科で習います。つい先日、エリが苦労していました。エリも苦労していましたが、教えるカアサンも苦労していました。

苦労の末、エリは玉留めをマスターし、ついでに、色とりどりのフエルトと糸を使って、ちょっとした工作、というか、手芸に取り組むことを思い立ったようです。エリは家庭科は好きらしく、包丁の使い方、野菜の切り方なども覚えて、それを実際にやってみたくなるようです。晩ご飯の仕度をするカアサンのを楽しそうに手伝っていました。

こんどは手芸です。元々、色彩感覚は鋭敏な方ですし、アイディアはいろいろと持っているのです。下書きも何も無し。頭の中で書き上げた設計図をもとに、フェルトをいろいろな形にハサミで切り抜いて、縫い合わせたり、飾りを付けたり、ほとんど思いのままに形を作り上げていきます。玉留めが大活躍。とても柔軟に自由に切り貼りできるのが手芸の良いところ。エリの創作意欲にぴったりと嵌ったらしい。

学校で習ったことがずいぶんと役に立つということで、これは大変よいことです。やるほどに上達していきます。今度何か作ってもらおう。


aboutus/diary/D08/D112608