ダイアリ:いっしゅんの一コマ@おやこニュース
北海道旅行でリス探しに駆けずり回って、ついでに見つけたものの話。
カムイの杜という場所は、旭川市の郊外にあり、緑が豊かなところです。大きな大会も開催可能なクロスカントリースキー場があり、私が大学生の頃は雪景色の冬に何度も出掛けたことがあります。その周辺が公園として整備されて、このところ帰省の度に遊びに出掛けています。芝生に噴水、結構体を使う遊具や屋内の体育施設、そして、私たちには関係ありませんがキャンプの施設、自然観察のための展示場などが配置されています。そして、名前の通り、「杜」、つまり自然が豊かなところです。エリポンがリスを探すために行きたがり、他のメンバー達も、ふわふわエッグ(屋内遊技広場)や冒険の森で遊びたいというので、出掛けました。郊外とはいえ、市内から坂道を上って下るとすぐに到着します。十分な広さの駐車場完備です。
子どもたちはさっそく思い思いの場所へ散らばっていきました。エリポンはリスを探すといって、みんなとは違う森の方向へ。トウサンも付いていきました。観察池や育樹の森など、入って行けそうなところはずんずん踏み込んでいきました。結局リスは見つけられませんでしたが、道ばたに黒い大きな虫を見かけました。最初、獲物を捕まえたクモかと思ったのですが、よくよく見ると違います。クモの巣に引っかかってもがいているクワガタの雌です。たまたま菓子を入れた袋を持っていましたので、クワガタをクモの巣から救い出し、袋に入れて持ち帰ることにしました。
雌のクワガタの種類を見分けるのは難しいのですが、大きさから見て、多分ミヤマクワガタと思います。そいつは飼育ケースに移してフェリーに乗せて連れて帰りました。現在、我が家には10匹余りのクワガタが居ます。こいつ以外は皆オオクワガタですが、ミヤマクワガタはひときわ元気に動き回っています。もうすでに交尾を済ませているとしたら、産卵するかも知れません。カアサンは嫌がっていますが、朽ち木を入れて産卵させてみようと思います。嫌がるカアサンが一番熱心にクワガタ達の面倒を見ています。クワガタは余り手間が掛かりません。基本的には放っておけばよいのですが、クワガタの飼育ケースがインコたちのカゴの隣に並んでいて、カアサンは気になって仕方がないのでしょう。世話をするのが好き、というか、放っておけない性格なのです。
ついでに、ハンミョウの写真も載せておきます。これは北海道ではなく、六甲山で見かけて撮りました。この日の六甲では玉虫も見かけましたが、玉虫の方は飛翔中で、写真は撮れませんでした。玉虫は体をまっすぐに立てて飛びますし、緑色が大変目立ちますので、見かければすぐに判断が付くと思います。