始めて数ヶ月、ヨウカラのホルンは少しは上達したのでしょうか。

楽器を持つ次女

先輩の演奏を聴く

中学になって部活を始めて、手にしたのがホルンという楽器です。彼女の説明によると、吹奏楽の中で最も演奏が難しいということなのです。複雑な形の管から、とても柔らかな音が出るそうです。もちろん私は吹いたことはありません。合奏の時も、それほど目立つことはありません。しかし、この形はどうでしょう。金管楽器の中で最もバランスの取れた、愛らしい姿といって良いでしょう。何しろ、ホルンといえば角笛のことに違いありません。だとすれば、これは紀元前から楽器として親しまれているに違いない。

小学校で開かれた夏祭りで、中学の吹奏楽部が演奏することになり、家族揃って小学校の体育館まで聴きに行きました。まず、カアサンが所属する小学校PTAコーラス。少ない人数ですが、熱演しました。上を向いて歩こう、思わず口ずさむメロディ。それから、小学校の先生達のバンド。小学生達の知っている曲で中々盛り上がりました。それから中学校の吹奏楽部の登場。先ずは1年生中心のメンバーで一曲。ヨウカラも加わりました。実は彼女たちの演奏を聴くのは二度目。最初は6月の参観日の時に、「初めての一曲」を聞かせてもらいました。指揮の先生の苦闘ぶりは伝わってきましたが、どういう曲を演奏しているのか良くわかりませんでした。2ヶ月が過ぎて、今回はりっぱでした。安心して聴きました。ホルンの音がどれかは分かりませんでしたが。

ヨウカラは部活が楽しくて仕方がないようです。一生懸命練習しています。家にかえっても、どうしたら上手になるか考えているようです。中学に入って随分姿勢が良くなったのも、吹奏楽のお陰でしょう。とにかく熱中してしまう性格ですので、時々バランスを取るようにアドバイスする必要があるでしょう。ホルンの練習をするためには、それ以外のやらなければならないさまざまなことを能率良く片付ける必要があるのです。

すてきな演奏のあと、メンバーが入れ替わり、県大会出場を決めた先輩達の演奏はそれはもう美事なものでした。ヨウカラも2年後にはこのメンバーに入っていることでしょう。アンコールは「ろっこうおろし」タイガーズの応援歌を先輩達の合奏に合わせて、1年生達が整列して大声で合唱。照れながらも、声は出ていました。どうも、うちの中学校の演奏会ではアンコールはいつもこれらしいです。


aboutus/diary/D08/D082608