一昨日から春がやってきました。あと2週間もすると桜が咲くでしょう。

エリポンとコロ

日差し

ユリカモメの乱舞

ユリカモメたちは帰る準備

私の故郷では、陽気の変化を知らせてくれるのは雪解けでした。日向に積み上げあられた雪山からぽたぽたと雫が落ちて、王女のティアラのような美しい薄い氷の細工が崩れ落ちる。崩れ落ちたティアラは厚く地面を覆った氷を融かしながら流れていく。

雪が積もらないここら辺では、日差しや、植物の芽や、渡り鳥の様子や、人々の服装が冬と入れ違いで春がやって来たことを教えてくれます。そろそろ、冬鳥達が落ち着かない雰囲気です。オナガガモ達は岸に近づいて来ますし、ユリカモメたちは大きな集団を作って渦を巻くように飛ぶ練習をしているようです。今年はエリポンに誘われて、随分空を眺めました。

今年の冬は厳しかったけれども、結構楽しかった。桜が咲く頃に、こんどはツバメがやってくるはずです。


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