最初の抱卵、子育てを終えたハクトとありすです。

ハクトとありす

仲むつまじい夫婦

コハク

コハク

結局、6つの卵を身籠もり、いろいろあって4つ温めて、そのうち三つからヒナが生まれました。あらためて紹介しますが、ひとコマ目、右のコバルトブルーがハックンことハクト。左のスカイブルーがありす。念のため申し添えますが、ハクトがお母さんで、ありすがお父さん。ちょっとした手違いでややこしくなりました。

生まれてきた三羽のヒナのうち、二羽はありす父さんそっくりのスカイブルー、一羽がコバルトブルーで、タンタンのお友だちの家にスカイブルーを一羽、里子に出しましたので、我が家にはハックン、アリぼうと二羽の子どもたちで、合わせて4羽のインコたちが居ます。二つのカゴに親と子どもたちが別々に生活しています。

我が家にやって来た当初、病弱でとても手間の掛かったハクトは、母親になった今も、家族のメンバーにとても良く慣れています。毎日、朝晩二度ほど、カゴを開け放してインコたちは家の中を自由に飛び回るのですが、ハクトは他の三羽と別行動で、家族の誰かの肩に乗っかって、のんびりしています。歯ブラシが好きなのは相変わらず。時々食卓に降りてきて、おこぼれを狙いますが、そういうことを許すわけには生きません。

ありすはどうもよそよそしくて、もともと余り愛想が良くなかったのですが、最近はハクトに影響を受けて、さりげなく私たちに近寄ってきます。ハクトが肩に乗っていると、いつの間にかありすもやって来ます。。子どもたちよりハクトと仲良くしたいのかも知れません。見たところ、ありすはハクトの尻に敷かれているようです

ひな鳥たちは、無事に成長して二羽ともオスと云うことがはっきりしました。小柄で鈍くさいコハクはすぐ捕まってしまいます。たまに手に乗ってくることもありますが、エイミー(コアリとも呼ばれている)の方は、全くよそよそしく用心深い上に、すばしこくて飛ぶのが上手なので、かごから出すたびに戻すのに大変苦労します。コアリを追いかけるのは良い運動になります。そういえば、里子に出したキョロちゃんはメスだったそうです。

家の中をインコたちが縦横に飛び回るのはなかなか良い眺めです。大抵はハクトのみ、家族の肩に乗って、それ以外の三羽が飛び回るのですが、時に4羽が編隊を組んで、私たちの目の前をかすめていきます。ハクトはコロのことも余り怖がりません。コロはインコたちにちょっかいを出すと、ひどく叱られることを知っているようです。

二コマ目は、コハクです。きれいなコバルトブルーで、蝋膜が鮮やかなブルーに染まっています。注目はおでこの羽毛が逆立っていること。換羽しましたが、逆立ったままです。コアリの方は逃げ回るので、なかなか良い写真が撮れません。

インコたちは人間の言葉は喋りませんが、こいつらは朝早くから大きな声でさえずっています。さえずり声が大きいのはインコの特徴です。私はインコの鳴き声で目を覚ましています。こいつらが家にいてくれて、本当に良かったと思います。


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