ダイアリ:いっしゅんの一コマ@おやこニュース
初めての夏を過ごしたコロのこの頃。
昨年の秋に生まれ、晩秋に我が家にやってきたコロは、初めての夏をようやく越そうとしています。8月に入ってからの暑さは、私ども人間にも堪えました。毛皮にくるまれたコロは、特に暑さは苦手のようです。元来、アレルギー性皮膚炎の持病があるコロには、ずいぶん厳しい夏だったようです。
7月中はまだそれほど暑いとは思いませんでした。8月に入って、私たち家族が一週間余り、北海道に帰省旅行に出掛けたわけですが、その間、コロは動物病院に預けられました。私たちは北海道で涼む積もりでいたのですが、目算は大きく外れ、連日の猛暑にうんざり。もちろん、関西は更に暑かったことでしょう。
我が家に来て1年近く、コロがどういう積もりでいたかは定かではありませんが、我が家に住む唯一のイヌです。6人の家族が交替で相手をして、彼自身は家の中で台所や和室など、立ち入り禁止の場所を除いて、自由に出入りできていて、勝手気ままに生活してきたのが、突然動物病院の檻に押し込まれて、おまけに廻りは見知らぬイヌだらけ、と云う状況になったわけで。
旅行から戻り、久しぶりにあったコロの変わり果てた姿にびっくり。やせ細り、ちょっと脚を引きずるような感じです。急な環境の変化で、強烈なストレスを感じていたのでしょう。加えて、自分一人だけ残されて、旅行に連れて行ってもらえなかったこと。そして、いつもは夕方に戻ってくるはずの家族が、いつまで待っても帰ってこない。家族に捨てられた、しまった。俺は捨てられたんだ。そういう裏切られた気持ちになって、ショックを受けたのかも知れません。再会したコロの態度は明らかに変でした。よそよそしく、疑り深く。
家に戻っても、えさを食べようとしなません。そのうちに、毛が抜け始めて、コロのふさふさしていた尻尾が、まるでビーグル犬のように細くなってしまいました。コロが警戒心を解いて、家族とうち解けるのにしばらくの時間が必要でした。
今は、相変わらず毛は薄いままですが、家の中ではリラックスしているし、食事もきれいに食べるようになりました。家族との関係も、元通りに戻ったように思います。暑さも少しずつマシになってきていますし、次の換毛が済めば、また柴犬らしくなると思う。
インコたちはお友だちの家に預かっていただきました。金魚はお隣に。どちらも何事もなかったように、平然としています。クワガタは風呂場に置いていきましたが、これも変わりありませんでした。
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