冬が始まってすぐに、異常な暖かさになるという予報が出ていました。

近所の空き地で

空き地に咲くマンサク

夙川の西岸

梅林の白梅

一足早く春がやって来たという感じではないのです。なんだか冬がこなかったかな、という印象。

新居で最初の冬越しで、身構えていましたが、こんなものなんでしょうか。今まで長年のアパート暮らしでした。アパートはとても暖かかった。3LDKでストーブ一台。暖房を効かせていたのは居間だけでした。それでも別段どうということはなかった。一戸建てになったら寒いよ、と、さんざん脅かされていたのですが、どうも異常気象で拍子抜けです。

冬が始まった頃は、毛布を買い足したり、ストーブを手に入れて備えていたのですが、適当に使って、暖まったら消して、その程度で何とかなっています。居間のストーブの前は、コロの特等席。温風吹き出し口の近くで寝そべっています。

私たちが慣れた以上に、今年の冬は暖かいらしい。ほんの少し、雪が舞う日がありましたが、何となく厳しさのない冬です。

家の近くの空き地でタンタンとキャッチボールをしていて、マンサクの花が咲いているのに気がつきました。漢字で書くと、「満作」、春になると、まず咲くことから、この名が付いたのだそうです。まだ小さな木なので、うっかりすると見逃しそうでした。

夙川の西岸には梅林があって、白梅と紅梅がいっぺんに咲いていました。良い香りが漂っていて、よく見ると日本ミツバチがブンブンと蜜と花粉を集めて飛び回っていました。

冬はこなかったような気がするってことは、春は来るんでしょうか。夏は?

なんだか心配なこの頃。


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