ダイアリ:いっしゅんの一コマ@おやこニュース
とうとう、家族全員が待ちに待った日がやってきました。コロがどう思っているか分かりません。
土曜日の朝、いよいよコロを地面に下ろして歩かせることになりました。散歩です、簡単に言うと。
今までは散歩といっても抱っこして歩いていました。コロを地べたに下ろすわけに行かず、他に犬の散歩をしている人が居たら、避けて通らなくてはならなかったのです。今日からは、リードを付けて連れ回せるわけです。土曜日、出勤予定だったトウサンが仕事に出かける前に、子どもたちに準備をさせてさぁ出発。
しかし、コロも、連れて歩く私たちも初めての経験で、何をどうして良いか分かりません。とにかく、リードから手を離さないこと。車道に飛び出したら事故になるかもしれません。家の前でアスファルトの上に下ろされて、コロも面食らった様子。それに、リードというやつが邪魔らしく、噛みついてなかなか放そうとしません。
連れ出す私たちも、コロにリードを付けるのはちょっと抵抗感がありますが、これはイヌを買うためのルールですから仕方ありません。首輪は以前から家の中でも付けて、慣れさせていました。
玄関から出て、家の前でどっちに向かおうか迷っている間、コロは地べたを嗅ぎ回り、辺りの様子をうかがっていました。とりあえず、歩行者専用になっている川縁を歩こうということになって、土手を上ろうとしましたが、コロはなかなか歩いてくれません。コロが普段遊び道具に使っているボールを投げ与えると、くわえて歩き始めました。一旦歩き始めると、お互いにちょっと安心して、何となくスムーズに進み始めました。
トウサンを含めて、5人が交代でリードを引くわけですが、子どもたちが順番で揉めるのです。もちろん、私もやってみたいのですが、カメラをもっていますし、早々に散歩を終わらせて、仕事に向かわなくてはなりません。順番争いに解決が付きにくそうなときは、トウサンが召し上げる。そして、順番をリセットして子どもたちへ。
わいわいと歩きながら、翠橋を渡る頃にはどちらも(イヌも人間も)慣れてきて、時々小走りになったり、立ち止まって辺りを見回したり、と、散歩を楽しむ余裕も出来てきました。帰りは対岸を臨港線まで歩いて、浜夙川橋を渡り戻ってきました。
夙川沿いのオアシスロードはイヌを散歩させている人が目立ちます。その中でも、4人の子どもたちが、まだ小さな柴犬と賑やかに散歩している姿はことさら目立っていたかもしれません。
午後には、カアサンが子どもたちとコロを散歩に連れて行きました。
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