コロはようやく三度目の予防注射を終わりました。あと一週間もすれば、本物の散歩に連れ出すことが出来るのです。

カアサンとナミンチとコロ

夙川沿いを散歩中

囲いの中のコロ

ひざを崩すコロ

子どもたちは皆、コロと散歩するのを楽しみにしています。もちろん、私も楽しみです。新居の周りは散歩に最適な道がたくさんありますし、眺めもなかなか良いのです。イヌを散歩させている人も沢山います。

二度目の予防注射が終わったときに、地面に下ろさなければ外に連れ出しても良いと、獣医に言われました。それ以来、ほとんど毎日のように、子どもたちとコロは散歩に出かけています。コロを膝掛けにくるんで抱っこして、夙川沿いの遊歩道を歩くのです。私たちは、コロをたくましく育てたいと思います。無理矢理服を着せるつもりはありませんが、外は寒いので、何となく暖かそうな膝掛けでくるんで出かけるという習慣になってしまいました。リードを付けて歩かせるときは、そのままの格好でやるつもりですけれども。

一こま目はカアサンとナミンチが散歩にコロを連れだしたところ。すれ違うイヌを散歩させている人と、挨拶する。ナミンチはそういう交流が楽しいようです。顔つきも柴犬らしくなって、ずいぶんしっかりしてきましたが、まだ抱っこの似合うコロに、すれ違う人が興味を示して、声を掛けてくださいます。自分の飼い犬が小さかった頃のことを思い出すのかもしれません。

食事の量も増えてきて、週に一度は風呂に入れて、トイレの躾もまぁまぁ。居間の隅に囲いを置いて、コロは普段はその中で過ごしています。目が届くときは囲いから出して、居間の中を自由に走らせていますが、畳の和室と脱衣所、台所には入らないように指導しています。特に、脱衣所では洗濯物に悪戯するので目を離せません。指導といっても、言葉は余り通じませんから、立ち入り禁止区域に入ると叱られるということを身をもって分からせる。人間の子どもをしつけて4人目になりますが、犬の躾から学ぶことは多いです。人間の子どもはある程度の歳になると、親の意向をくみ取ろうとしてくれますが、イヌの子は私の躊躇を敏感に感じ取ります。イヌの躾は私の態度が首尾一貫している必要があります。ある動作に対するイヌの反応は極めて論理的なのです。

これは手強い。

予防注射の効果が出るまで、もう少しの辛抱ですが、それまでお座敷暮らしが続くコロ。とりあえず、首輪には慣れてきたようです。囲いの中ではリラックスしてひざを崩していることが多いのです。それを眺めていたタンタンが、突然囲いの中に入り込んで行って、コロはびっくり。ボクの場所だよ、出て行ってくれよ、と言いたげでしたが、知らんぷりのタンタン。自分の領域に突然のちん入者を迎え、慌てるコロにみんな大笑い。

春になったら、外に犬小屋を置くつもりです。「猛犬に注意!」と張り紙するか。でも、ちょっと嘘がある。「コロに注意!」ではかわいすぎるか。


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