ダイアリ:いっしゅんの一コマ@おやこニュース
さて、せっかくイヌを飼い始めたのですが、なかなか散歩に連れ出すことが出来ません。
事情を説明いたしますと、様々な伝染病から身を守るために、イヌにも人間と同様に予防注射が必要なのです。しばらく時間をおいて、三回注射することになっています。一回目は、子どもたちのインフルエンザの予防注射のついでに、コロを動物病院に連れて行きました。痛がるかと心配していましたが、コロは注射さされたことに気がつかなかったのかもしれません。場合によりアレルギー反応が出ることがあるとのことでしたが、結局何事もなく一回目は済みました。そして、先日、2回目の注射を済ませてきました。私は立ち会うことが出来ませんでしたが、子どもたちの報告によると、かなり痛がり、怯えていたそうです。
獣医はハクトが赤ん坊の頃に病気になって診ていただいて以来のおつきあいで、我が家のペットたちの主治医です。病院の受付にはダンゴちゃんというイヌが座っています。阪神大震災で飼い主とはぐれ、動物病院に引き取られたのだそうです。雑種犬ですが、とても賢くておとなしくて、愛想がよい。我が家の子どもたちはダンゴちゃんに会うのを楽しみに動物病院に行くのです。コロもダンゴちゃんみたいに賢くなると良いのだけれど。これは、飼い主次第でしょうか。
注射が終わり、翌日にどうもなければ、散歩に連れて行っても良いと言われました。ただし、地べたに下ろさずに抱っこするなら、という条件付き。首輪にリードを付けてお散歩は、一月に三度目の予防注射が終わってからです。
日曜日の朝、夙川清掃をお手伝いするのに、早速コロを連れていきました。コロにとっては、初めて見る外の世界と言っていいでしょう。家の中でははしゃいでかけずり回るコロですが、抱かれておとなしくしています。
我が家からオアシスロードを歩いて、香櫨園駅方面へ。他にもイヌを散歩させている人が大勢います。私たちは犬の散歩の素人です。コロは子どもたちが代わる代わる抱っこしていますので、犬の散歩には見えないと思います。寧ろ、賑やかな子どもたちが目立ちます。家を出てすぐ、通りがかりのイヌの飼い主とご挨拶。「まだ予防注射が全部済んでいないんです」、云々。先方は多分テリアと思うのですが、飼い主の奥さんはコロよりも、賑やかな4姉弟に注目したようです。コロは生まれて初めて毛がふさふさしているイヌをまじまじと見たのです。見つめ合っているように見えますが、何か気持ちが通じているのでしょうか。
そんなこんなで、寄り道しながら朝のお散歩。9時からの清掃にちょっと遅れて夙川公園に到着しました。早速落ち葉かきをお手伝い。誰かがコロを抱っこしていますので、人手は一人分そがれますが、タンタンもエリポンもずいぶんお手伝いが出来るようになっていましたので、差し引きではプラスになったと思います。カアサンは掃除しながら写真を撮ったり、インタビューをメモしたり。
清掃が終わる頃に、なんだかコロがそわそわし出したので、大あわてで帰りました。ちょっと我慢していたみたいです。
もうしばらくしたら、リードを引きながら散歩が出来ます。まぁ、子どもたちはやりたがっているし、歩いて楽しい散歩道もあるし、実は、私自身も楽しみにしています。