ダイアリ:いっしゅんの一コマ@おやこニュース
ずいぶん大きくなった。我が家の末っ子も幼稚園年長半ばを過ぎた。
クラスではまだ小さい方らしいけれど、背が伸びた。舌足らずも直って、体つきもがっちりしてきた。成長の跡。少し寂しいトウサンの気持ちを察して、わざと甘えたような態度をしたり。声が大きくて、迷惑がられたり。
疲れて、ゴロゴロしていても、何か興味を引くと突然起き上がって来たり。
ナミンチとキャッチボールしたり、ヨウカラと公園で遊んだり。エリポンとまともにやり合って、それでもって、暗算はエリポンより早くて正確だったり。
一筋縄ではいかなくなったと思う。素直なんだけれども、認めてあげなくてはならない。親の思い通りにはならなくなったってことを。
お友達を交えて、家族で夙川オアシスロードを散策中のこと。一人だけ自転車に乗ってきてしまったことを後悔しているタンタン。自転車で往ったり来たりして、楽しそうに話しながら歩いていくみんなからわざと少し遅れて、離れたところでぽつんとしていた。トウサンがおつきあい。どうした、早く行こう、と声を掛けるが、一筋縄ではいかない。
プライドやら配慮やら、甘えやら発見やら。
おい、どうした、ともう一度呼んで、サクラや夾竹桃が西日と織りなす縞々を縫うようにうつむき加減で自転車を押す息子。いい眺めだと思う。