ダイアリ:いっしゅんの一コマ@おやこニュース
日曜日、普段ならどこかへ出かけるはずですが。
夏休みの日曜日。午後から小学校のプールに入りに行こうという話をしていました。ヨウカラは近所の刺繍博物館で行われる無料刺繍教室に参加。ナミンチはクラブの夏合宿で、どこかの高原に泊まり込み。テレビでは、広島の慰霊式典に続いて、高校野球が開幕を告げて、第一試合がたけなわの頃、トウサン目覚めて、なんか久しぶりにゆっくり寝たなぁ。
タンタンとエリポンが絵本を眺めていました。ヨウカラが帰ってきたらお昼ご飯を食べて、プールに行こう。それにしても、刺繍が二時間くらいで終わるのかね。ヨウカラは結局作業半ばで戻ってきて、冷や麦でお昼ご飯。プールの予定表を見直すと、なんと日曜日の午後は予備日、つまりプールは午前中でおしまい。がっくり、でも出かける前に良く気がついたな。
まぁ、それにしても、開幕試合の北北海道代表は良く頑張っているけれども、今日は暑過ぎる。厳しい日差し。この炎天下、真っ昼間に野球をやるなんて尋常じゃない。ベランダから外を眺めるけど、とても外で何かしようという気分にならない。ひゃー、野球やってるんだ、ご苦労さんだな。大丈夫かな。大型バスで駆けつけた応援団は、ただでさえ寝不足で疲れている。選手と違って鍛えていないし。大丈夫かね本当に。
わが家も冷房を使わなくなって二度目の夏。それまでもほとんど使っていなかった。食事時だけ扇風機代わりに使っていたんだが、こういうのは慣れの問題。それでも家の中の方がずっと涼しい。外に出るには勇気が要る。
プールの当てが外れたヨウカラは、夏休みの自由研究の仕上げに取り掛かりたいという。先日写したツバメの写真を印刷して欲しいとのこと。プリンタを引っ張り出すが、インクが足りない。片道500メートルほどの所に、家電量販店がある。買いに行かなくてはならない。さぁ、行こうか。みんなで行こう。帰りにアイスクリームを買おう。炎天下、わが家を出発。電気屋さんの冷房で涼んで、帰り道コンビニに寄って、好きなアイスを選んで、向かいの公園の木陰に腰掛けた。誰もいない。そりゃそうでしょ。子どもは誰もいない。私たちだけ。公民館の縁側の日陰で、誰か寝そべっている。しばらくすると、お父さんに連れられた女の子と男の子がやって来た。お父さんの気合いが空回り。誰もいないのはどうしてか分かるかな。
他のみんなは日陰に隠れているんだよ。
帽子かぶって、木陰に座って、アイス食べて、そして家に帰った日曜日の昼下がり。