ダイアリ:いっしゅんの一コマ@おやこニュース
梅雨が長引いています。所沢の狭い官舎で過ごした13年前を思い出す涼しい夏です。
冷房を使わずに生活しているわが家にとって、ありがたい涼しさです。しかし、大雨が災害に繋がっている地域のかたがたにとっては気の毒な話です。そして、私たちが住んでいる近辺も、今のところ災害に繋がる状況ではありませんけれど、何時どうなるかは分からないわけです。梅雨前線の集中豪雨、恐るべし。水俣市の状況をニュースで見て、たまげました。
さて、折角夏休みに入ったのに、雨の日が続いています。プールやら、かき氷やら、ラジオ体操やら、夏のお楽しみのいくつかが先行き不透明です。
先日、雨の天気を縫って、杣谷に出かけてきました。前日まで雲行きを心配していましたが、当日は梅雨の合間で雨も降らず、川遊びにはおあつらえ向きの蒸し暑いお天気となりました。子供たちは水着に着替えて、トウサンはサンダルに履き替えて、涼しげな水しぶきを浴びてきました。坂道を上って、川沿いに出て、花崗岩の川底を眺めながら上流に歩を進めました。
流れに踏み入ると、美しい水と岩肌が素晴らしいのです。水しぶきが色々なものを濡らして、滴を作っています。水面は青空を映したり、覆い被っている木々の梢を映したりして、透明なはずの流れに色を付けています。
オタマジャクシを見つけて、イトトンボの写真を撮って、モリアオガエルの卵らしい泡が梢にぶら下がっていたり、ごらんの通りの立派なカエルを捕まえたり。同行者はメスのクワガタを捕まえました。山道には様々なキノコが生えていて、エリポンにとっては格好の観察対象です。エリポンは持参していた「キノコはともだち」を開いて、実物のキノコと見比べながら、キノコの名前は難しい、と納得していました。
杣谷では良い写真が沢山撮れました。折角の涼しげな画像を有効に使うには、もう少し暑くなってくれた方がよいのですが、お天気には文句を言わないことにしております。(去年の杣谷の写真はこちら)