ダイアリ:いっしゅんの一コマ@おやこニュース
先週末、近所の神社で恒例のもちつき大会が開かれました。
小さな神社です。年に何度か、地域住民が集まって行事を開催しています。氏子の方が中心になって主催しているのだと思いますが、子供会もお手伝い。カアサンが役員を仰せつかっておりますので、いろいろと関わりました。
カアサンは、会場の脇にテーブルを並べてコマ回しや紙飛行機などの伝統的な遊びを子供たちに指導するという企画を手伝いました。ずいぶん前から、厚紙を切ってコマ作りの準備をしたり、教本のコピーをみながら紙飛行機の試作に取り組んでいました。家事を終わらせて家計簿をつけて、床につくまでの貴重な時間を割いて、一生懸命準備していました。
当日は冷え込んで時々風花が舞うお天気。カアサンは朝から出かけて準備。そして吹きっ晒しの中、三時間余り、紙飛行機の折り方を来場した子供たちに指導しました。ご苦労様でした。トウサンが頃合いをみて、子供たちを神社に連れて行きました。つきたてのお餅を食べて、綿菓子をもらって、紙飛行機を作って、コマに色を塗って、楽しく過ごしました。タンタンはもちつきもやらせてもらいました。
寒さの中、沢山の人出で狭い境内はにぎわっていました。地域住民の交流の場として、こういった行事は大変貴重と感じます。物騒な事件がいくつかあって、こどもたちの生活を地域から切り離そうという極端な方向に進む雰囲気を危惧しています。こどもたちの安全を考えると、地域に対する信頼を育むことが重要です。そして、子供会は子供たちと地域の接点として重要な役割を担っています。子供会の主役は親で、親が地域との関わり方の手本を子供たち示す良い機会です。
こういった行事に参加すると、近所の雰囲気を肌で感じることが出来ます。近所のあちこちの家で、カアサンが準備した紙飛行機が飛んでいることと思います。なんだか良い気分です。残念ながら、活動そのものはカアサンに任せっきり。私は紙飛行機作りをちょっとだけ手伝って、当日こどもたちの面倒をみただけです。これからは夫婦で手分けをして取り組みたいと思います。