ヨウカラの誕生日から少し遅れましたが、子供たちを連れて尼崎の海釣り公園へ。

ナミンチ

釣れないなぁ

尼崎海釣り公園

釣りが終わって手を洗って

サヨリクローズアップ

食卓のサヨリ

釣りは朝が早くて、親としては中々しんどいわけです。釣り場では目が離せませんし、エサを付けたり色々と世話も焼けます。しかし、子供たちにとって釣りはもっとも楽しい行事の一つです。

尼崎の海釣り公園は、我が家から近く、また、比較的安全な釣り場です。去年初めて来たときには、イワシが沢山釣れて、親にとってとても忙しい、こどもたちには大変楽しいひとときでした。尼崎はよく釣れると、子供たちは信じています。いつも上手くいくはずは無い、ということを教えてあげる機会になるかもしれません。明け方まだ暗いうちに家を出ました。

ファミリーフィッシングといえばサビキ釣りです。エサをいれるのも簡単ですし、たいした工夫は要りません。姉たちは、ある程度自分たちで釣ることが出来ます。釣り始めましたが、なかなか獲物が掛かりません。空が明るくなり、左隣で釣っていたおじさんが細長い魚を威勢良く釣り上げました。サヨリです。見ると、海面にサヨリが群れをなして泳いでいました。これを狙わない手はありません。売店に引き返してサヨリ釣りの仕掛けとエサを買ってきて、トウサンはサヨリの投げ釣りに切り替えました。要領が掴めてくると、面白いように釣れ始めました。うらやましがる子供たちを尻目に、トウサン夢中。そうこうしているうちに、サビキの方にもアジやイワシがぽつぽつと掛かり始めて、子供たちも負けじと熱中。結構忙しくなり、バケツはサヨリとアジとイワシで一杯になりました。午前中一杯楽しんで、切り上げました。

色々と教育的な配慮をするわけです。日本人は農耕民族ということらしいのですが、農耕は少々退屈。労働の喜びみたいなものが感じられればよいのですけれど、すぐには結果が出ませんので。それに比べると、狩猟はその日の内に結果が出ますから、安直というか、わかりやすく楽しめるわけです。ただし、いつも獲物が掛かるとは限りません。あぁ、釣れないねぇ、といいながら、世間話やら、海の話しや魚の話しをのんびりとしたり、世の中はいつも上手くいく訳じゃないからねぇ、とか。でも、結局忙しい釣りになって、それどころではなくなりました。お姉ちゃん達はほって置いても自分たちで釣るし、タンタンも余り無茶をしなくなったし、何よりよく釣れた。右隣で釣っていたおじさんがくれたハネ(ちょいと小振りのスズキ)も加わって、その日の夕食は魚づくし。朝から晩まで満喫しました。


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