ダイアリ:いっしゅんの一コマ@おやこニュース
11月に入りました。そろそろ考えておかなくてはならないアレのはなし。
文化の日は、職場の行事で朝から武庫川べりへ。恒例のハゼ釣り大会です。我が家は去年から参加しています。去年は台風の影響で川が荒れて、皆惨憺たる有様。我が家も結局一匹も釣れませんでした。子供たちは釣りが好きで、今年こそはと、意気込んで出発。初めのうちはなかなか連れず、そのうちにヨウカラとカアサンが二人で場所を変えると言いだし、連れるときには連れる、駄目なときには何やったって、、、と斜に構えて見送ったトウサン。カアサンについて行ったエリポンが、カニを持って走って戻ってきました。「カニが釣れた。」えぇ?!こっちはカニさえ釣れないけれど、と思っていたら、今度はヨウカラ。「大変だ。針が引っかかって取れなくなったよ。」どれどれ、世話が焼ける、と思いつつ、200メートルほど下流に行ってみると、針は丁度外れたところ。どう?こっちは、と川面をのぞき込むと、今までいた場所よりかなり水位が浅く、透けて見える川底にはコンクリートやら、捨てられたスクーターの残骸やらが転がっていて、その脇に、ハゼが数匹、たむろして居るではないですか。
あわてて荷物をまとめ、トウサンとナミンチも、下流、バイクの沈んでいる辺りに引っ越し。それからはかなり忙しい釣りになりました。糸を垂らすと途端にアタリがあり、それはたいていの場合カニがエサを横取りしようとしているのだけれど、放っておくとカニ達は針ごとエサを岩の隙間に引きずり込むので、大変厄介。エリポンとタンタンはカニが釣れると喜ぶのですが、ハゼを狙う身としては全然有り難くはない訳で。
実は、釣り上げたハゼの重さで表彰があり、上位入賞者には豪華賞品が当たると言う企画。一生懸命釣って居たのですが、カニと格闘で昼ご飯を食べる暇もないほど。結局、バケツの中にはハゼが4匹。そして、小さなカニがうじゃうじゃと横歩きしていたのは我が家らしいところ。上位入賞はなりませんでしたが、同僚が釣り上げたハゼを二匹もらい、人数分確保して晩ご飯のおかずにハゼのフライ。大変美味しくいただきました。
で、忙しさにかまけ、気が付いてみたら釣りをしている写真が一枚もありませんでした。そろそろ年賀状のシーズンですので、子供たちが4人揃った写真を用意しなくてはならないのです。帰り道、電車を待っている間に子供たちを並ばせて、支線の無人駅が背景で余りよい景色とは云えませんが、数枚撮った中から一コマ。それから、先日六甲山に登ったときに撮った一コマ(これは白黒フィルムを使いました)を紹介しておきます。お姉ちゃん達は、「年賀状の写真だからね。変な顔で映ったら格好悪いよ」という言葉の意味を理解し、協力してくれます。息子は、その意味を誤解しているらしく、わざわざ変な顔をします。