西宮市に大谷記念美術館という立派な美術館があります。

記念写真撮影用セット

絵本の世界に迷い込む

大谷美術館の庭園

すばらしい庭園もお楽しみ

この時期、毎年恒例の大きな展覧会が開かれます。「イタリアボローニャ国際絵本原画展」です。世界各地の画家達によるすばらしい絵本原画が展示されます。ボローニャで開かれる児童図書見本市に併設された絵本原画のコンクール入選作品で、プロからアマチュアまで、誰でも応募できるのだそうです。我が家は、一昨年から毎年出かけています。大変見応えのある展示です。

実は、小学校の授業の一環として、全校生徒がクラス(あるいは学年?)単位で、この絵本原画展を観賞することになっているのです。ヨウカラは、クラスメートと既に見に行ったとのこと。ナミンチとエリポンも、後日見に行くはず。タンタンは、さほど興味は無さそう。

どうせ、一度ではなかなか見切れないし、二度見ることにもそれなりの意味はある、と云うことで、親につき合ってもらうことにして、先日、揃って出かけました。大谷美術館は、我が家からほど近く、歩いていける距離です。

日曜日の午前中に出かけたのですが、昼が近づくに連れ館内は混雑し始め、先日見たゴッホ展に匹敵するほどの人出となり、少々びっくり。結局、いつもそうなるので、最初から覚悟の上ですが、勝手気ままにほっつき歩いてひっくり返るタンタンを、トウサンとカアサンが交代でマークし、時々ナミンチに手伝ってもらいながら、何とかひとまわり。タンタンのことを気にしていたこともあって、何だかまともに見た気がしない。もう一度見たいと思ったトウサン。

ひとまわりした後、絵本の座り読みコーナー(展示されている原画で、既に絵本として出版されているものを読むことが出来る)で、時間を過ごし、ブックストアで、今回特別展示されていた、2004年アンデルセン賞を受賞者マックス・ベルジュイスさんの絵本を一冊手に入れて、会場を後にしました。

展覧会場内は、写真撮影が出来ませんが、入り口ロビー付近に記念撮影用のセットがあります。絵本の一場面に入り込めるようになっていますが、ロビーの広さに比べて、セットが大きすぎて、普通のカメラでは全景が収まり切りません。会場を出た後は、そのまま家路についてはいけません。建物の裏側にあるすばらしい庭園も見どころの一つ。ぜひ、建物を一回りなさることをお奨めします。


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