昨年に続き、フェリーを利用した夏休み恒例の帰省旅行。

出港

出港。デッキから眺める。

船窓の近くのテーブル

エリポンの読書感想文

卓球練習中

卓球

フェリーのメリットは、飛行機に乗る必要がないことです。当たり前に思えますが、飛行機事故に遭う危険性がありません。(帰省中に数件の事故のニュースを耳にしました)。飛行機利用に比べて、はるかに安上がりです。船の旅を楽しめます。車を利用するので、現地に渡ってからの交通手段を確保できます。ですから、車の旅も楽しめます。

デメリットも色々あり、飛行機に比べて、時間が掛かります。船酔いの心配があります。丸一日、新聞から遠ざかったり、あらゆることを、船の中で解決しなくてはならないとか。

一番のメリットは、船旅を経験できること。窓から海をのぞき込むことが出来ます。何時までも水平線を眺めていたり。船の中で、それなりに自由も利きます。二度目ということで、コツもつかめてきました。おおよそ20時間、かつては30時間以上掛かっていたはずですから、良い時代です。

出港は深夜を過ぎますが、子どもたちは皆、眠い眼を擦りながら起きていて、デッキから岸に手を振ってから二等寝台へ。タンタンは幼児料金なので、トウサンが添い寝。しかし、何という寝相の悪さ。立体的に動き回る。往路の船が港を出て、子どもたちが寝静まった時が、親としては最もくつろげる時間。旅行の準備にかけずり回り、ようやくやり遂げて後は船が運んでくれるという安堵感。売店で手に入れたビールと枝豆で乾杯。お疲れさん。

当日はもう寝るだけ。翌日は船の中で過ごすのですが、ビデオシアターや、子ども向けの遊戯室、レストラン、BSの映るテレビなどがあり、結構歩き回れますし、退屈する心配はありません。というか、4人の言うことを代わる代わる聞いているだけで、半日過ぎてしまいます。夏休みの宿題のコーチ役も務めなくてはなりません。往路は姉たちの自由研究にアドバイス。復路はエリポンの読書感想文につき合いました。結局、タンタンを追いかけ回す合間に、という印象ですが。

船の中に卓球台があり、一時間単位で借りることが出来ます。昨年、初めて船の中で卓球を経験したナミンチとヨウカラは、その後、授業クラブ活動で卓球を選んだほど。今回は復路で予約を取ることが出来たので、家族で楽しみました。初めは何も出来なかったエリポンが、ラケットにボールが当たるようになり、随分と熱心にやっていました。

どうせ船の中ですので、じたばたせずに子どもたちのために時間を費やすのが、最も有意義な船旅の楽しみ方と思います。今年の旅の結論でした。


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