自由研究。フィールドワークに取り組むのが我が家の恒例。

観察中

夙川上流、問題の排水口

自転車を止めて観察中

観察してメモを取る

観察終了、記念撮影

やった!河口に到着

何でも良いからやればいい、と云うなら、悩むことは余りありません。書店に行けば、自由研究のタネ本が色々とあるはずです。子供たちが自由に思いついたことをやる、というのは、一見すると良いことのように思いますが、研究と名が付くからには、課題を用意し、方法やまとめ方などにアドバイスを与える指導者が必要です。

我が家の子供たちは、フィールドワークに取り組んでいます。課題は、トウサンがアイディアを出しました。「やってみるかい?」「面白そう。どうやってやったらいいの?」「簡単さ。かくかくしかじか」

というわけで、ナミンチとヨウカラの自由研究は、進行中です。フィールドワークとは、実際に現地に出かけて、調べてくることです。先週末、トウサンとヨウカラは、2人で「夙川調べ」に出かけました。自転車に乗って、上流から河口まで、色々と観察するわけです。

この三つを中心に調べたらどうだろう。と、アドバイス。トウサンは、おやこニュースのネタ探しを兼ねています。

とても暑い日でした。上流まではずっと上り坂です。なるべく日陰を通って、水分補給に気をつけなくてはなりません。川沿いを自転車で下りながら、橋が見えるごとに自転車を止めて、スケッチブックに川の様子をメモしました。トウサンはデジカメで写真を撮りました。上流から下流まで、一日で全部見て回ることができるかどうか心配でしたが、土曜日の午後、おおよそ4時間ほど掛けて、河口にたどり着き、記念撮影。コンビニによって、アイスクリームを食べて、観察終了。ヨウカラは、フィールドワークを楽しんだようです。

上流から下流まで、通して眺めたのは初めてで、大変有意義な経験でした。川の汚れに驚かされ、その理由も何となく分かった気がします。親の役割は、興味を持たせる所まで。ここから先は、子供たちが、能力と個性に応じて解決していきます。翌日から、ヨウカラはメモを元に、レポートを作りはじめました。きれいなイラスト付きで、とても上手にまとめています。彼女の本領発揮で、親が口を出す必要はありません。興味深い自由研究になることでしょう。


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