つゆどきです。後半に入って、雨の季節らしく良く降っています。

青いガクアジサイ

八重咲きのガクアジサイ

薄い紫色のあじさい

今年のあじさいたち

梅雨入り宣言の間の悪さは例年のこと。降り出してから宣言するのが宜しくない。明日辺りから降り出しそうです、というタイミングで宣言すればよいのに。子どもたちにとって、明日のプール授業がどうなるか、心配な雨です。

梅雨の季節は好きです。変化があって良いのです。暑い夏の時期に向けて、丁度良い準備期間となります。災害が起こるほど、降ると困りますが、降り続く雨も、自然の恵みの一部分。生命を育む栄養満点のミルクのようなものです。様々な生き物たちが、成長し次の世代のために準備をしています。愛くるしい幼い生き物たちが、日々充実していく様が、傘の向こうに見えるのです。雨は、精気を養い、埃を流し去る、まほうの杖の一振りのよう。

あじさいも、魔法の杖からこぼれ落ちたしずくを浴びて、様々に姿を変えていきます。最近は、ガクアジサイをよく見かけます。去年の今頃、表紙を飾ったあじさいも、一昨年のクローズアップ写真も、共にガクアジサイでした。

行動範囲が幾らか広がった今年も、新しいあじさいをいくつかみつけました。青いガクアジサイの鮮やかさ。八重咲き、そして、淡い紫色の普通のあじさい。思わず立ち止まる。傘の下。見上げると、巣立ったばかりのツバメたちが視界を横切っていきました。

あじさいの写真
盛りを少し過ぎて(2002年6月22日)
青々とした(2002年7月3日)
つゆどき(2002年6月26日)
雨の季節(2003年6月16日)

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