退屈という言葉とは無縁の我が家。折角の週末を家でぼんやりするのは勿体ない。「モッタイナィ」ですよ。

芦屋駅のホーム

楽しかったが、疲れたね

行き倒れのタンタン

うつらうつら(資料画像)

勿論、毎週という訳にはいきません。誰かの具合が悪かったり、トウサンの仕事や出張があったり、運動会やら参観日やら、なにか予定が入る時は諦めますが、天気が良さそうな週末は、「ねぇ、あしたどこに行くの?」「どこがいい?」

「どこでもいい」というのはお姉ちゃん達。エリポンは、かなり具体的な提案をしてきます。「カアサンと相談しておくから」で、週末を迎える訳です。

ネタは尽きません。この頃は、ハイキングというか、それにちょっと毛の生えた程度の山歩きに誘ってくれるお友達がいて、リュックサックにお弁当を詰め込んでお出かけというパターンが続きました。

我が家のメンバーは、経験が浅く、歩き慣れていませんし、お友達の二家族が入れ替わり立ち替わり誘って下さるので、少々ハードスケジュール。しかし、楽しいのです。我が家は、アウトドアで体力を使うことが性に合っているのでしょう。気の置けないお友達とおしゃべりしながら歩いていって、登ったり下ったり。景色を眺めて、毛虫を見つけて、写真を撮って。

エリポンは黙々と先頭を切って歩きます。そして、色々な虫や動物を見つけるのです。ヨウカラはスケッチブックと水彩クレヨンセットをカバンに入れています。ナミンチは妹や弟に目配り。タンタンは、ペース配分を計算しつつ、だっこをせがみます。

目的地の川原で、ハゼを捕まえたり、岩登りに挑戦したり。次の計画を思い描いたり。お弁当もそこそこに、遊び回る子どもたち。目を届かせつつ、ひと休みするトウサン。子どもたちに負けじと、川に入ったり、急な岩山にしがみついたりするカアサン。

無事に、下ってきて、お姉ちゃん達はともかく、エリポンの体力に驚くばかり。タンタンを歩かせるには、ちょっとしたテクニックが必要です。まぁ、だっこしてあげられるのも、あと一年ほどでしょうけど。

三宮駅まで降りてきて、いつもの阪神電車に乗り込み、芦屋駅で乗り換え。各駅停車を待つけだるいひととき。エリポンは芦屋川の川面を飛び交うコウモリとツバメが気になっている様子。

で、お疲れのタンタンは行き倒れのまま、寝室に運ばれたに違いありません。というのが、今回のオチです。


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