ダイアリ:いっしゅんの一コマ@おやこニュース
春らしいお天気。今朝は六甲の山並みに春霞が掛かっていました。
桜は、そろそろ若葉が目立ち始めました。田舎で、エゾ山桜を見慣れています。桜餅をモチーフにしたような桜です。色が濃いめのピンクで、紫色の若葉と一緒に吹き出してきます。季節の移り変わりは、雪国のふるさととここら辺で随分違っていて、私はようやく慣れてきましたが、北海道で春の訪れを告げるのは、溶け出した雪の固まりからしたたる雪解け水と、汚れた雪の間から顔をのぞかせた半年ぶりの地面。そして、日向に顔を出したふきのとう。眠そうな水仙やクロッカスの芽。
こちらに来るまで、七草などほとんどみたことがありませんでした。
先週のお花見で、見かけた春のかけらを紹介します。満開のソメイヨシノの引き立て役に回っているのは、紅葉です。桜の花に合わせるようにして、紅葉の花も満開でした。桜の淡いピンク。抜けるような青空に、紅葉の新芽の若草色と、小さな赤い花がすばらしいコントラストです。画像が少々小さいので、わかりにくいかもしれません。
そして、石垣の間に密かに咲くスミレを長女が見つけて写真を撮りました。スミレの季節は春だったでしょうか。次の日出かけた北山公園でも見かけました。カタクリの花を思い出しました。
気の早いツバメとコウモリが、夙川の水面をかすめるように飛んでいました。