先週末、お友達のピアノの発表会を聴きに、六甲アイランドに行ってきました。

チューリップの花束

花束を用意

我が家の子供たちの発表会をいつも聴きに来てくれていましたので、今回はピンクのチューリップの花束を用意しました。車を利用した方が楽そうでしたが、久しぶりに電車に乗りたいと言うタンタンの希望を入れて、阪神電車で出かけました。御影で六甲ライナーに乗り換え。六甲ライナーに乗るのは初めてです。高架の窓から見下ろす景色は、なかなかの絶景です。ヨウカラは社会の時間に西宮の地理を勉強しています。上から町並みを眺めながら、地理のお勉強。

音楽会を聴くときは、タンタンをどうやって押さえるかに苦心するのです。今回は、なかなかお行儀よくしてくれたのですが、それでも、時々自己主張を始めて、トウサンが抱えて二度ほど会場の外に出ることになりました。外の通路を一周する間、ご機嫌を伺いつつ説得。説得に応じてくれるようになったのは、大変な進歩だと思います。

タンタンは、まぁまぁの出来だったのですが、会場をうろうろと歩き回る男の子が気になりました。演奏を聴く気はさらさら無いようです。タンタンと同じか、少し年下くらいに見えます。目について気になりますが、騒ぐわけではないし、こういったピアノ教室の発表会では、残念ながらよくあることです。うちの息子も、ちょっと前にはこれに近い状況だったわけで、許容範囲と思っていました。舞台に上がろうとしたり、他の聴衆にちょっかいを出したり、男の子の行動が少しずつエスカレートしていくので、ハラハラしていたのです。お母さんの前を通ったときに、親が彼の腕をむんずと掴み、「良い子にしていなさい、と言ったでしょ。」とかなんとか言って、叱りました。演奏中だったのです。親は私達の直ぐ後ろに座っていました。しかりつけてから、また息子の腕を放したので、彼はそれまでと同じように、会場をほっつき歩き、母親は、お友達と世間話を続けたというわけです。演奏中だったんだけれど。

あまり、他の子の演奏に興味がなくて、お友達とお話ししたいのなら、息子と一緒に会場の外のロビーに出たらいいのに。ピアノの演奏ばかりでなく、演奏会を聴く態度を学ぶというのもピアノの発表会の意義の一つと思うわけで。

姉妹の演奏はなかなか素敵でした。それぞれのソロに加えて、姉妹の連弾もあり、大変上手でした。子供たちは、演奏が終わって、お辞儀をするタイミングを見計らって、花束とお手紙を持って舞台に駆け寄り、無事に渡すことが出来ました。とても暖かな日で、家を出るときに閉じていたチューリップがすっかり開いてしまい、渡す前に散ってしまうのではないかと心配になるほどでした。


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