ダイアリ:いっしゅんの一コマ@おやこニュース
もうじき春休み。子供たちの一年が過ぎようとしています。
タンタンの入園、エリポンの入学という、激動の一年でありました。子供たちの適応力に驚かされるのはいつものことですが、今回は、ふたり同時でしたし、タンタンは、年少組から幼稚園に入れる、という、我が家にとって初めてのケースでしたから。
なにか、突拍子もないことをしでかすのではないかという心配をよそに、これといってトラブルもなく、職員室に呼び出されることもなく、無事に一年を過ごすことが出来ました。随分とご迷惑はおかけしたと思いますが、個性の一部として扱って下さった幼稚園のスタッフの皆さんに、心から感謝申し上げます。
一年が過ぎて、タンタンは随分と大変社交的な性格であることがわかりました。言葉も増え、自己主張が具体的になってきました。姉弟のなかで一番下ですが、自尊心は人一倍で、年齢を根拠とする差別的な扱いには敏感に、はっきりと言葉で不満を訴えます。それが聞き入れられないと、行動で抗議の意を示します。要するに、すねたり、ものを投げたりする訳です。そういった狼藉は見過ごす訳にはいきません。
姉たちと同等に扱ってあげなくてはなりません。ということで、タンタンにも家のお手伝いを担当させることになりました。お姉ちゃんたち3人で輪番制になっていた、お風呂洗いのメンバーに加えたのです。姉たちに手ほどきを受けて、なかなか上手に洗います。ただし、栓をしたり、ふたを閉めたり、は後で確認する必要はありますが。
年少から幼稚園に入れることに関して、この子が初めてでしたし、不安はありましたが、タンタンにとって大変良かったと思っています。成長ぶりは、嬉しくもある反面、一抹の寂しさも感じます。活動範囲が広がり、そのスピードについていくのも楽ではありません。油断をしていると、あっという間に走り出す息子を見ていると、子供たちの成長に親がついて行くのにも努力が必要と実感します。