古典を愛する心もまた大切。時代に磨かれた芸術に接するというわけで。

お姉ちゃんたちの坊主めくり

先週の坊主めくり

エリポンとタンタンの勝負

今週

俳句とか、短歌とか、そういった、一種のことば遊びですが、表現者を目指す長女や次女は、そろそろ体験しておいた方が良いように思い、「ことば学習まんが・知っておきたい百人一首」(三省堂)を買い与えたのはずいぶん前です。時々トウサンが眺めていましたが、子供たちはさほど興味を示さず。

ちょっと残念な気はしますが、織り込み済み。何しろ、百人一首やら、短歌やら、私自身も余りよく知りません。今まで、高校の頃、古典の授業で幾らか読まされた程度。古典の先生はとても面白い授業をしてくれたのですが、結局余り身に付かなかったと云うことです。現代国語の授業でも、幾らか学びました。若山牧水の歌が印象に残っています。

まぁ、その程度ですので、まずはトウサンが読んで、興味深いものをピックアップして子供たちに還元していく、というつもりで居たら、なんと言うこともない。子供たちがどこかで、「坊主めくり」という遊びを覚えてきました。百人一首の読み札を使って、カードを取り合うゲームです。我が家には百人一首がありませんでしたので、トランプを代用して遊んでいました。カアサンの実家にあった百人一首をもらってきて、今や子供たちが夢中になってやり始めました。

いわば運試しのゲームですので、お姉ちゃんたちに続いてルールを理解したエリポンが熱中し始めました。余り技術がいらないのです。リズミカルに、札を取っていきますと、常に大逆転と背中合わせ。お姉ちゃんたちと、互角に勝負が出来るのです。一こま目は、先週の様子。エリポンがお姉ちゃんたちに勝負を挑んでいます。余りにエリポンが夢中になるので、お姉ちゃんたちは少々ウンザリ。何と、エリポンは、坊主めくりの相手をしてもらうために、生まれて初めてお友達を家に誘ったほど。この時点で、タンタンは、お姉ちゃんたちの周りをうろうろするだけだったのですが、、、、

二コマ目は今週です。いつの間にか、タンタンが坊主めくりのルールを覚えて、お姉ちゃんたちを追いかけ回し、坊主めくりの相手をせがみ出しました。やると楽しいのですが、他にも色々忙しいお姉ちゃんたちと、とことん暇なタンタンと。

とりあえず、エリポンが相手をするのですが、我慢するとか、相手に気を遣うということのないタンタンですので、この先どうなっていくかは不透明な情勢です。誰もつき合ってくれない時は、結局、トウサンが相手をすることになったり。しかし、タンタンは自分が勝つまで止めようとしないのです。


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