タンタンの短髪は、彼のトレードマークになっているらしい。トウサンが切っています。

切りたての長男の頭

りりしい短髪の長男

ショートカットの次女

ヨウカラが年長の頃

デジカメ修理中ということで、古い写真を引っ張り出すことにしました。

子ども達の髪を切ることは、トウサンの趣味のひとつと言っていいでしょう。私は、結構器用な方で、かなり上手に髪を切る自信があります。

長女が一歳半のとき、初めて髪を切った時のこと。切ったのは私の母。文房具のはさみで、ちょきちょきと。もちろん、上手ではありませんでしたが、髪を切って驚いたのは、赤ん坊と思っていた長女が、いつの間にか、成長していたのだと云うこと。髪を切ることは、こども達の成長を実感することです。

髪を切ることの意義に気が付いてから、こども達の髪を切ることは、トウサンの仕事のひとつになりました。調髪用のはさみを手にいれて、いやがるこども達をなだめ、すかして、時に押さえつけて、髪を切ります。トウサンは、髪型に合理性を求めます。邪魔にならぬような、手間が掛からぬような髪型に主張が込められています。伸ばすなら、必ずきちんと括ること。括るのが嫌なら、邪魔にならない程度に短くすること。女の子達は、自分できれいに括ることが出来ませんから、毎朝、カアサンが梳かして、くくらなくてはなりません。休みの日にはトウサンが手伝います。髪を切ることは、毎朝の手間を少しでも減らすことに繋がるのです。

長女は髪が多く、且つ太いので、本人も悩みのタネのようですが、素人が切るのはかなり難しい。伸ばすと纏めるのも大変なので、最近はプロに任せて短く切ることにしています。次女は少なめで、細くて癖毛。初めて切った時、毛先のとがったほやほやの髪の毛のさわり心地が、実に気持ちよかったのを覚えています。三女は、二人の中間。多少癖毛、結構多いけれど、それほど太くもない。二人は、髪を切られるのを大変いやがります。切って短くするとその良さを感じるようですが。

長男はどちらかというと太くて多い方だと思いますが、伸ばしたことがないので、はっきりとは分かりません。長男は短髪ですが、素人がはさみで短髪にするのはかなり難しいのです。幸いなことに、本人は髪を切られるのが苦痛ではないようですし、多少虎刈りになっても文句を云いません。おおよそ、二月に一度くらい、三日ほどかけて、短く切りそろえます。さわり心地がクラスメートの間で受けているようです。

二枚目の写真は、幼稚園の頃、ばっさりと短くした次女。実は、カアサンが前髪を切ろうとして、失敗し、後をトウサンが任されたもの。一番短い所に合わせて切りそろえた、と云うわけです。次女は、幼稚園の先生に褒められた、と云って、結構気に入っていたようです。私も、大変気に入っていたのですが。


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