幼稚園の運動会。秋の運動会シーズンの最後を飾ります。主役はタンタン。

自宅前のタンタン

さて、準備よし、運動会に出発

トウサンと親子体操中

親子体操、しておくれ

割と気楽なものです。何しろ、年少組ですから。幼稚園運動会の主役は年長さんです。年少組にたいした種目はありません。我が家はお姉ちゃん達が手伝ってくれますので、人手は十分。去年はエリポンが年長組で、朝3時から場所取りに並びましたが、今回は、7時過ぎ。前から三列目でしたが、別に気にしません。タンタン本人が、何を考えているのか今ひとつ分かりませんが、我が家はみんな暢気に、運動会へ向かったのです。タンタンは体操着に、オレンジ帽子がりりしく見えます。大きくなったなぁと、しみじみ。少々ピンぼけの1枚目の写真。みんな揃って自転車で、運動会の会場になっている、幼稚園の近くの小学校の校庭に向かいました。

開会式は、園児達がみんなでグランドを歩き回るのです。みると、タンタンはクラスで一番小さい方です。年少組は、4−9月生まれと、10-3月生まれに分かれています。タンタンは9月生まれなので、からだが小さめなのはやむを得ないのかも知れません。大勢の園児が一斉にグランドを回り始め、タンタンはどこにいるのか?と思っていると、彼はとても目立つのです。すぐに分かりました。これは運動会で時々見かけるテクニックなのですが、びっくりするほど派手なハイソックスを穿かされている園児を見かけます。確かに目立ちますが、余り感心できません。いわば、親の自己満足ですから。タンタンが目立つ理由は、先生に手を引かれているからです。放っておくと、どこに行くか分からないと云うことで、密着マークが付いているというわけです。

競技が始まりました。障害物競走のようなもの。準備が整うまで、入場門のところで待っているのですが、先生がタンタンを押さえつけています。そのうちに、タンタンはへそを曲げてしまい、いざスタートの段になっても、動かなくなってしまいました。半泣きです。結局、先生に引きずられてゴールへ。気の毒な先生。いや、タンタンかな。どっちも気の毒ですが、状況は理解できます。先生も、タンタンに付きっきりというわけにはいきません。やっぱり、先生が気の毒です。しかも父兄の前です。あとで、私たちに事情を説明してくれました。父兄(私のこと)は先生に同情しています。その心配は要りません。

お弁当の時間が終わり、午後は親子体操から始まります。二枚目は、親子体操をするはずが、ごね続けて体操を拒否しているタンタンと、何とか立ち上がらせようとしているトウサンの写真。周りの子ども達はみんな立ち上がり、トンネルを造っているのです。やれやれ、困ったやつだ。

クラスで一番小さいタンタンですが、クラスメートからは人気があるのかも知れません。タンタンを見つけると、同じオレンジ帽子のクラスメートが、「タンタンだ!」と云いながら寄ってきて、タンタンの頭をなでてゆきます。可愛がられているのかしら?と思ったのですが、どうやら、彼の短髪に触ると気持ちが良いということに思い及びました。まぁ、嫌がられているわけではないらしい。

年少組は午前中でほとんどのプログラムが終わって、閉会式まで父兄に引き取られるのですが、その間、タンタンは、砂場や、ジャングルジムで、クラスメートと遊んでいました。言葉は悪いが、悪ガキどもがつるんで、いたずらの相談をしているようで、なんだか頼もしく感じました。あぁ、成長したのだなぁ、と、改めてしみじみ。

ご迷惑をおかけしていますが、今後ともよろしく。


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