私は、余り海外旅行の経験がありません。ヨーロッパを訪れるのは初めての経験です。

コペンハーゲンの街角

曲がりくねった道と自転車

コペンハーゲンの広場

中心部の広場、石畳

デンマークの具体的な抱くイメージといえば、レゴの故郷。ヨーロッパの小国、そしてバイキングの国。アンデルセンの童話を生んだ国。北欧に分類され、グリーンランドという、世界最大の島を領土に持つ。それくらいでしょうか。出発前に旅行会社に尋ねたところ、国民のほとんどは英語を使うことが出来るそうです。

パリ、シャルルドゴール空港経由でコペンハーゲン入り。夜遅くなってから到着しました。賑やかな夜の街を歩いて、中央駅からそれほど遠くないホテルへ。古い建物で、エレベーターのドアが手動だったり。翌朝、時差のせいでずいぶんと早く目が覚め、明け方の街を歩き回りました。午後の国内線で、会議のある田舎町に出かけるので、午前中をコペンハーゲンで過ごしました。

この町は、煉瓦で出来ています。古い町並みは石畳と煉瓦。曲がりくねった細い路地を歩くと、やがて広場に出くわし、そこには大抵噴水と塔があります。街の要所には、歴代の王家の人々の銅像が建ち、人々は自転車で駆け回り、ゴミが沢山散らばっている美しく普通の町並みです。

細い通りに沿った煉瓦の建物は、多くは白い窓枠が嵌っていて、壁の色は煉瓦の赤茶色のものもありますが、色とりどりに塗られていることが多い。コペンハーゲンの街の中は、古い伝統の美しさを十分に意識して、それを意図的に残そうとしているようです。

煉瓦で組み上げられた町並みは、大変律儀な彼らの拘りを感じる部分です。緻密なレゴブロックも、文化と伝統に根ざしていると、コペンハーゲンの街を歩きながら、気付いたのです。


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